講座詳細

安全な情報の保護と利活用を両立する高機能暗号技術

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講座趣旨

 AI(人工知能)が囲碁や将棋で人間に勝ち、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が私たちの生活や産業を大きく変えています。また、宇宙ではダークマターやダークエネルギーの存在が明らかになり、アインシュタインが出した宿題の重力波まで発見されました。
 こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。

 高度ネットワーク社会において、個人のプライバシー情報などの機微情報を安全に保護することが強く求められている一方、これらを含む大量のさまざまな情報の利活用の推進が検討されている。そのため、最近では、情報の保護と利活用を両立する「高機能暗号技術」の研究が活発に進められている。本講座では、暗号化状態のままデータ処理やアクセス制御を可能とする最新の高機能暗号技術について紹介する。

講座概要

講座日程 2017年 5月18日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 50 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 4月18日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
5月18日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 花岡 悟一郎 産業技術総合研究所 情報技術研究部門 高機能暗号研究グループ長

講師

花岡 悟一郎(はなおか ごいちろう) 産業技術総合研究所 情報技術研究部門 高機能暗号研究グループ長
 1997年東京大学工学部電子工学科卒業、2002年同大学大学院工学系研究科電子情報工学専攻博士課程修了。博士(工学)。99年より日本学術振興会特別研究員(DC1)、02年より同特別研究員(PD)。05年、独立行政法人産業技術総合研究所(現・特別国立研究開発法人産業技術総合研究所)入所。現在、同情報技術研究部門 高機能暗号研究グループ長。ドコモ・モバイル・サイエンス賞(先端技術部門・16年)、英国計算機学会Wilkes賞(07年)等受賞。

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