講座詳細

たかが電池、されど電池
―スマートフォンも電気自動車も電池なしでは動かない

Image20191101-32061-1y1wl1l

講座趣旨

 本講座を主催する一般社団法人電気学会は、1888年に創設された学者・技術者で構成される会員組織の学術法人です。すでに1世紀以上の歴史を有する伝統ある学会ですが、一方では時代の変遷・進展にあわせ、また、国際的視野に立って、電気学術全般の研究・調査活動やその成果の発表を通じ、社会に貢献していきたいと考えています。

講座概要

講座日程 2019年12月13日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 30 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 11月5日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
12月13日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 長谷川 有貴  祝ノーベル化学賞受賞! リチウムイオン電池の開発により、繰り返し充電可能な世界を創造したとして、吉野彰博士を含む3名の研究者へのノーベル化学賞授与が決定しました。懐中電灯、スマートフォン、電気自動車など、電池がなくては役に立たないものはたくさんあります。電気製品の持ち運びを可能にした「乾電池」は、屋井(やい)先蔵(さきぞう)が世界で初めて発明し、実用化しました。また、吉野博士らによって開発されたリチウムイオン電池のように繰り返し充電できる二次電池の発展が、私たちの生活をより便利なものにしてくれています。さらに、太陽光発電や風力発電など、天候に左右される不安定な電気を上手に利用するためにも、電池はますます重要な技術となっています。時代に合わせて、常に進化することが求められる「電池」について、用途や必要性から利用者の視点で紹介していきます。

講師

長谷川 有貴(はせがわ ゆき) 埼玉大学大学院理工学研究科 准教授
 埼玉大学教育学部小学校教員養成課程(技術専修)卒。埼玉大学大学院教育学研究科博士前期課程修了。2002年〜06年埼玉大学工学部情報システム工学科 助手、07年〜14年埼玉大学大学院理工学研究科 助教、14年〜現在 埼玉大学理工学研究科 准教授。16年〜17年スウェーデン リンショーピン大学 客員研究員。17年〜現在  放送大学非常勤講師。05年 博士(工学)取得(埼玉大学)。電気学会上級会員。

戻る