講座詳細

東京2020オリンピック・パラリンピックを100倍楽しむ方法(第1回)
―オリンピアンによるオリンピックの楽しみ方―

Image20191129-32519-1lmgqfg

講座趣旨

 56年ぶりの国内開催となる2020東京五輪。この間に、日本のスポーツ界は大きく発展し、数多くのオリンピアンが生まれました。
 今回、日本女子体育大学では、世界最高レベルの競技者が集う大会を、多くの方々に心から楽しんでもらうことを目的に、本学に所属する元オリンピアンの教員を講師とする講座を連続して開講することにしました。
 イベントとして発展してきた五輪の実態と、競技者としてその場に立ったからこそ見えてくる五輪の課題、そして競技場面に含まれる、メディアの映像などでは知ることのできない雰囲気や選手たちの姿や駆け引きについて、興味深い話題を提供します。

講座概要

講座日程 2019年12月21日 (土)
時間 15:00〜16:30
定員 50 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 12月3日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
12月21日
15時00分〜16時30分 三鷹ネットワーク大学 溝口 紀子 スポーツ社会学の第一歩―オリンピアンが語る オリンピックの初耳学
 五輪が、各国のメディアが取材をするワールドイベントになったことで、五輪が国内外の政治問題を表現する場になっています。とはいえ五輪憲章、オリンピズムでは「オリンピニズムの目標は、スポーツを人間の調和のとれた発達に役立てることにある。その目的は、人間の尊厳保持に重きを置く、平和な社会を推進することである。」 (第2条)「人種、宗教、政治、性別、その他の理由に基づく国や個人に対する差別はいかなる形であれオリンピックムーブメントに属する事とは相容れない。」(第5条)と明確にしており、メダルを獲得するだけでなく五輪憲章をどのように批准していくか、五輪に出場する選手たちの課題ともなっています。メディアでは語れない五輪の裏話をオリンピアンの視座で語ります。

講師

溝口 紀子(みぞぐち のりこ) 日本女子体育大学 体育学部教授(スポーツ科学専攻)
 スポーツ社会学者/五輪銀メダリスト。 1992 年バルセロナ五輪52kg級銀メダリスト。96年アトランタ五56kg級。五輪2大会出場。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程修了(学術博士)。2002 年日本人女性初のフランス五輪代表柔道チームコーチに就任。14年全日本柔道連盟評議員、14年静岡県教育委員長就任。TBSひるおび金曜日レギュラーコメンテーター、一般社団法人袋井市スポーツ協会会長。

戻る