講座詳細

「絵本のこと話そうか」
―絵本とは、ものづくりとは、仕事とは、芸術とは、人生とは

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講座趣旨

おとなの知的好奇心を刺激する絵本講座
“おとな絵本ラウンジ” レクチャーシリーズ

 多様な人々と様々な視点で絵本を楽しむ場“おとな絵本ラウンジ”のレクチャーシリーズは、今、絵本の世界で活躍する人々や活動を紹介する講座です。講師には、絵本作家、作家、美術家、デザイナー、編集者、キュレーターなど、様々な立場で絵本にかかわる方々をお招きします。
今回の講師は、雑誌「月刊MOE」の創刊メンバーで、同誌の編集長を務め、現在は、フリーの編集者として活動する松田素子さんです。
 昨年、復刊された『対談集 絵本のこと話そうか』(アノニマ・スタジオ)は、松田さんにとっても大切な本だそうです。対談を通して見えてきたものとは?
 絵本の深い深い世界を松田さんに案内していただきます。

梅澤尚子(コーディネーター)

講座概要

講座日程 2019年 3月10日 (日)
時間 14:00〜16:00
定員 40 人 (先着制)
回数 1回
受講料 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 2月5日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
3月10日
14時00分〜16時00分 三鷹ネットワーク大学 松田 素子 「絵本のこと話そうか」
―絵本とは、ものづくりとは、仕事とは、芸術とは、人生とは

 1990年に刊行されて以来長らく絶版だった対談集『素直にわがまま』(偕成社) が、昨年8月、『対談集 絵本のこと話そうか』(アノニマ・スタジオ)として、復刊しました。五味太郎さん、長新太さん、林明子さん、佐野洋子さん、糸井重里さん、高橋源一郎さん、谷川俊太郎さん、江國香織さん、吉本ばななさんなどなど、広い分野にわたる18 人の表現者たちの、時を経てもゆらがない信念と言葉。絵本とは、読者とは、ものづくりとは、仕事とは、芸術とは、人生とは――対談を通して、「絵本」を越えたヒントがもらえる、宝箱のような一冊です。
 “絵本の現在(いま)と 未来への羅針盤”「ありとあらゆるものに通じ、時代も越えて流れる地下水脈があるとすれば、そんな深い場所から、こんこんと湧きあがってくるような、朽ちることのない話に満ちていた」と振り返る、対談を企画・編集された松田素子さんに、当時のこと、絵本のこと、ものづくりのことなどのお話を伺います。

※レクチャー終了後、『対談集 絵本のこと話そうか』(アノニマ・スタジオ)の販売とサイン会を予定しています。

講師

松田 素子(まつだ もとこ)  1955年山口県生まれ。編集者、作家。児童図書出版の偕成社に入社。雑誌「月刊MOE」の創刊メンバーとなり、同誌の編集長を務めた後1989年に退社。その後はフリーランスとして絵本を中心に活動。これまでに約300冊以上の本の誕生にかかわってきた。各地でのワークショップを通して、新人作家の育成にもつとめており、長谷川義史、はたこうしろう、ひがしちからなど、多くの絵本作家の誕生にも編集者としてたちあい、詩人まど・みちおの画集なども手がけた。また自然やサイエンスの分野においても、企画編集、および執筆者として活動している。
梅澤 尚子(うめざわ なおこ) 絵本コーディネーター・絵本勉強家
 地元、三鷹市に住む児童文学作家、神沢利子氏の展覧会を作るために発足された市民プロジェクト神沢利子展プロジェクト実行委員会にて、展覧会企画を担当。
 2007年、どうして?神沢利子展(三鷹市芸術文化センター)、トコトン!神沢利子展(三鷹市美術ギャラリー)開催。その後、現代アートのアートイベントの企画、運営などに携わり、13年より、絵本を学ぶ場、楽しむ場「おとな絵本ラウンジ」を企画コーディネート。
おとな絵本ラウンジ:http://otonaehon.jimdo.com/

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