講座詳細

地域福祉人財養成基礎講座 傾聴の超入門 2018
認知症の方々への傾聴的な関わり方を学ぶ

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講座趣旨

 みなさんは身近にお話をしたい人がいますか?お話をしたときに最後まで聞いてくれたり、内容に共感してくれると嬉しくなりませんか?
 「傾聴」とは、「話し手の方のお話しをそのまま受け止めながら聴くこと」です。「傾聴」のスキルを身に付けると人と人の絆をつくり、家族や友達、職場やご近所での人付き合いも、親密で心地よい関係を築くことができるようになります。
 この講座では、人とのコミュニケーション方法の一つである「傾聴」を通じて、認知症の方との関わり方を学びます。
 傾聴に興味のある方、これからボランティアや地域活動をはじめようとしている方々に、傾聴に関する基本的なことから、傾聴のもたらす効果について、お話いただきます。

 現在、認知症高齢者の方々が増えていることが、社会の大きな問題になっています。
超高齢社会を生きるに当たっては、増え続ける認知症高齢者の方々と、地域でどう共生していくかということが大きな課題です。そうした認知症高齢者の方々に関わる際にも、「傾聴的に関わる」ことがとても重要です。傾聴的に関わるとは、相手の話を否定しないで、ありのままに受けとめて聴くことです。しかしながら、実際には、認知症高齢者の方々に関わるのは、なかなかに難しいことです。本講座では、認知症高齢者の方々への基本的な関わり方を学び、その後、認知症の方々に向かい合った際によくある事例について、聴き方、関わり方の練習をします。皆さんには、こうした学びを基礎とし、認知症の方々も含め、地域の高齢者の方々に積極的に関わるという活動をしていただければと思います。
 
【当日の流れ】(予定)
午後6時30分〜7時40分 概要説明・講義(傾聴について)
            10分休憩
午後7時50分〜8時30分 実践(ロールプレイ)

講座概要

講座日程 2018年 6月13日 (水)
時間 18:30〜20:30
定員 30 人 (先着制)
回数 1回
受講料 0 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 5月22日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
6月13日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 鈴木 絹英 NPO法人ホールファミリーケア協会 理事長
シニア・ピア・カウンセラー、(認知症サポーター養成のための)キャラバン・メイト

講師

鈴木 絹英(すずき きぬえ) NPO法人ホールファミリーケア協会 理事長
シニア・ピア・カウンセラー、(認知症サポーター養成のための)キャラバン・メイト
 高齢者電話相談などをきっかけとして、米国より「シニア・ピア・カウンセリング」を日本で初めて導入。その理念を原点としながら、「傾聴ボランティア」として日本型の社会運動を展開。「聴く」ことで話し手の心を癒し、豊かな人間関係を築くこの活動は、能力開発・育成の面からも注目されている。現在は、各地の自治体や社会福祉協議会等からの依頼を受け、「傾聴ボランティア活動」の全国的な普及に取り組んでいる。
 著書:「新・傾聴ボランティアのすすめ〜聴くことでできる社会貢献〜」(三省堂)
    「認知症高齢者への関わり方〜傾聴ボランティアとして〜」(冊子)(当協会発行)

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