講座詳細

クライオ電子顕微鏡を用いた生体分子の構造解析
〜細胞内で働くRNAポリメラーゼの姿を明らかに〜

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講座趣旨

 AI(人工知能)が囲碁や将棋で人間に勝ち、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が私たちの生活や産業を大きく変えています。また、宇宙ではダークマターやダークエネルギーの存在が明らかになり、アインシュタインが出した宿題の重力波まで発見されました。
 こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。

 2017年のノーベル化学賞は、クライオ電子顕微鏡法という、ミクロな世界を高精細に見ることのできる新たな手法の基礎を作った研究者に授与されました。この手法により、巨大なタンパク質の複合体や膜タンパク質など、従来は解析が困難だった生体分子の立体構造を調べることができるようになりつつあります。最近私たちは、クライオ電子顕微鏡法を用いることにより、細胞内でRNAの転写を行っている巨大なRNAポリメラーゼ複合体の姿を初めてとらえることに成功しました。
 本講義では、クライオ電子顕微鏡法の概要について、RNAポリメラーゼ複合体の構造解析の実例を通して紹介します。
 

講座概要

講座日程 2018年 5月17日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 50 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 4月17日(火)午前9時30分より
日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
5月17日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 関根 俊一 理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー

講師

関根 俊一(せきね しゅんいち ) 理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー
 1997年 東京大学大学院理学系研究科 博士課程修了 博士(理学)。理化学研究所研究員、東京大学 講師・特任准教授を経て、2013年より理化学研究所 チームリーダー。2016年より文部科学省 学術調査官を兼任。

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