講座詳細

イチゴ収穫ロボットから始まった農業ロボットへの新展開

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※用紙で受講者登録または講座申し込みをされる場合は上記からダウンロードしてください。

講座趣旨

“もっと科学に親しもう!”7
 AI(人工知能)が囲碁や将棋で人間に勝ち、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が私たちの生活や産業を大きく変えています。また、宇宙ではダークマターやダークエネルギーの存在が明らかになり、アインシュタインが出した宿題の重力波まで発見されました。
 こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。

講座概要

講座日程 2019年 4月18日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 50 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 4月9日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
4月18日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 尾崎 功一 イチゴ収穫ロボットから始まった農業ロボットへの新展開
 近年、AIやロボットの話題が尽きませんが,農業への展開にはまだ多くの 課題が残されています。宇都宮大学は2004年から生産者の協力を得てイチゴ収 穫ロボットの開発を始め、2006年にはプロトタイプを完成させました。このポ イントはユニークアイディアを地道につくり上げてきたことです。本講演では、 これまで培ってきたコアなロボット技術にふれ、イチゴ収穫ロボットの開発秘 話からロボット大賞に至った農業支援ロボットのコンセプトについて紹介しま す。また、宇都宮大学では社会実装(実用化)に向けて2018年にロボティクス・ 工農技術研究所を立ち上げました。この一つのプロジェクトである汎用農業移 動ロボットの今後の展開についても紹介します。

講師

尾崎 功一(おざき こういち) 国立大学法人 宇都宮大学 教授、ロボティクス・工農技術研究所所長、アイ・イート株式会社 取締役
 都立府中工業高校卒業後、東洋大学に進学。1990年に卒業。理化学研究所化学工学研究室(遠藤勲研究室)の研修生として自律分散型ロボットシステムを研究し、1996年埼玉大学の客員教授でもあった遠藤勲主任研究員の指導で博士(工学)を取得。同年宇都宮大学助手。2011年より教授。モジュール分散協働型農業支援ロボットシステムで第7回ロボット大賞(文部科学大臣賞)を受賞。
ユニークコア技術と実装力を評価され、2018年に「宇都宮大学ロボティクス・工農技術研究所」を設立し、初代ラボ長。移動ロボットや農業ロボットの研究に従事している。

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