講座詳細

フランスが抱える社会問題を考える
―サブカルチャーを手掛かりとして

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講座趣旨

みたか地球市民講座
「フランスが抱える社会問題を考える―サブカルチャーを手掛かりとして」


「みたか地球市民講座」の目的
(1)「不安な時代を生き抜く」ための学び
不安な時代(老後の資金、終身雇用の崩壊、コロナなど)において、確かな学びを提供していきます。
(2) 地域から世界を考える
地域から国全体や世界を考える(ボトムアップ型)という視点 から、市民の経験と知識にもとづいた対話を重視した講座です。
(3) 地域の“大学”として
地域性を生かし、コミュニティを育み、学びを創出する、地域の“大学”を三鷹ネットワーク大学は目指しています。
 
今年度のテーマ講座のテーマは“文化から見る世界の諸相”です。
 

講座概要

講座日程 2021年 4月 7日 (水)
 〜2021年 6月16日 (水)
時間 下記をご確認ください。
定員 24 人 (先着制)
回数 5回 通し受講のみ
受講料 一     般 3,000 円
市     民 2,500 円
市民在勤・在学 2,500 円
市 民 学 生 2,500 円
会     員  円
難易度 ★★☆
会 場 下記をご確認ください。
受付期間 3月9日(火)午前9時30分〜5月18日(火)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
4月 7日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 陣野 俊史 戦後フランス社会の諸問題(総論)
 栄光の「30年」、その後の移民政策、「サンパピエ」(滞在許可証ナシ)の大量発生、サルコジ大統領の「失言」、イエロー・ベスト運動などを通して、フランス社会の問題(郊外、貧困、格差)を概観します。
第2回
4月21日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 陣野 俊史 郊外問題を映画はどう描いてきたか(映画)
 問題となっていた「郊外」の問題が初めて映画として捉えられたのは、1995年のマチュー・カソヴィッツ監督『憎しみ』。この映画の詳細を述べながら、この映画以後の作品(『バンリューの兄弟』や『パリ20区 ぼくたちのクラス』など)も紹介し、この30年ほどの映画を駆け足で辿ります。
第3回
5月19日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 陣野 俊史 フランスの「暴動」事件と音楽の関係(音楽)
 フランスでは定期的に暴動事件が起きてきました。「暴動」の原因を郊外に求める政治家たちとの矛先が、ポピュラー音楽に向いたことがあります(2005年)。フランスの音楽、なかでもラップ・ミュージックはどんなことを主張してきたのか、他の音楽ジャンルとの違いや融合についても話します。
第4回
6月 2日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 陣野 俊史 いまだくすぶり続けるシャルリ・エブド事件(表現の自由)
 2015年1月7日、風刺画を得意とする週刊紙「シャルリ・エブド」本社で事件が起こりました。十人余りの人々が命を落としたテロ事件は、その後、2020年に至るまでその余波が絶えたことはありません。フランス人の考える「表現の自由」の絶対性は、どこに由来しているか、歴史的な視点をもちながら考えます。
第5回
6月16日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 陣野 俊史 キリアン・ムバペはフランスの希望か?(サッカー)
 2018年、ロシア・ワールドカップで優勝し、フランスは二度目のサッカーの世界チャンピオンに輝きました。この大会の最大の立役者はキリアン・ムバペという二十歳の若者でした。パリ郊外に育ち、アフリカにルーツを持つ青年は、フランス社会の「希望」として語られています。その姿は、1998年、地元開催で優勝したフランスの伝説、ジネディーヌ・ジダンも思わせます。サッカーと移民社会の問題を取り上げます。

講師

陣野 俊史(じんの としふみ ) 立教大学 文学研究科 比較文明学専攻特任教授・作家
1961年、長崎市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。明治大学大学院フランス文学科博士課程満期退学。現在、立教大学大学院特任教授。文芸批評家、作家、フランス語圏文学研究者。
主な著書に『じゃがたら』『渋さ知らズ』『テロルの伝説――桐山襲烈伝』(以上、河出書房新社)、『戦争へ、文学へ――「その後」の戦争小説論』(集英社)、『サッカーと人種差別』(文春新書)など。

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