講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会(第2回)
科学と文学の間(あわい)に

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講座趣旨

 三鷹ネットワーク大学では、4月から月1回夜の読書会を開催しています(8月と3月除く)。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場にしたいと考えています。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、国内外のSF小説を中心にコミック、科学エッセイなど幅広く読んでいく予定です。
 在宅勤務・リモートワークといった“おうち時間”が増えるなか、ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

【選書・進行役の「空犬太郎」から一言】
 この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。

【課題図書】
高山 羽根子『首里の馬』(新潮社)
 2020年度上半期、第163回芥川賞受賞作。「この島のできる限りすべての情報を守りたい―。いつか全世界の真実と接続するように。世界が変貌し続ける今、しずかな祈りが胸にせまる」(「BOOK」データベースより)。

講座概要

講座日程 2021年 6月25日 (金)
時間 18:30〜20:00
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 課題図書:高山 羽根子『首里の馬』(新潮社)※ご自身でご用意ください。
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 5月6日(火)午前9時30分〜6月24日(木)午後8時※窓口申込:6月1日(火)午前9時30分〜6月24日(木)午後8時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
6月25日
18時30分〜20時00分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎 高山 羽根子『首里の馬』(新潮社)
【今回の選書ポイント】1つのジャンルにこだわらず、横断的に活躍する作家がいます。SFの賞でデビューし、2020年に芥川賞を受賞した高山羽根子もそうした書き手の一人。今回はその芥川賞受賞作を取り上げます。「資料館」「情報」「馬」など、深読みを誘うキーワードがいくつも登場する、沖縄を舞台にした奥の深い、読み解きがいのある作品です。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう)  1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とツイッターで本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『本屋図鑑』『本屋会議』(夏葉社)、『本屋はおもしろい!!』『子どもと読みたい絵本200』『本屋へ行こう!!』(洋泉社)があります。

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