講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会(第9回)
―科学と文学の間(あわい)に

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講座趣旨

 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています(8月を除く)。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、国内外のSF小説を中心にコミック、科学エッセイなど幅広く読んでいます。
 在宅勤務・リモートワークといった“おうち時間”が増えるなか、ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか? 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題図書はご自身で用意してください。

講座概要

講座日程 2022年 4月22日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 課題図書:宮部みゆき 「聖痕」 (『さよならの儀式』河出書房新社他所収)
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 3月22日(火)午前9時30分〜 4月21日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
4月22日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎 宮部みゆき 「聖痕」
(『さよならの儀式』河出書房新社、『チヨ子』光文社文庫 所収) ※どちらの書籍でも読むことができます。

 〈調査事務所を訪れた依頼人の話によれば--ネット上で元〈少年A〉は、人間を超えた存在になっていた〉(河出書房新社の内容紹介より)。SFでは、神、もしくは人間を超えた神のような上位の存在が描かれることがあります。今回は、ミステリー・時代物・ジュブナイルなど、幅広いジャンルで活躍する人気作家が「人間を超えた存在」を描いた作品を取り上げます。
【今回の選書ポイント】
 ミステリー、時代物、ジュブナイルなど、幅広いジャンルで活躍する人気作家が《これまでのような「なんとなくSF」ではなく、「ちゃんとSF」を書こうと思いました。》(『さよならの儀式』刊行によせてより)と語っているように、正面からSFに取り組み、SFアンソロジーに収録された作品です。神とは。救世主とは。人間を超えた存在とは。重いテーマだけでなく、構成の妙にも注目です。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう)  1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とツイッターで本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『本屋図鑑』『本屋会議』(夏葉社)、『本屋はおもしろい!!』『子どもと読みたい絵本200』『本屋へ行こう!!』(洋泉社)があります。

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