講座詳細

新しい太陽系の姿

B1650400

講座趣旨

 「ヒッグス粒子」「宇宙のスプライト」「深海のダイオウイカ」など、科学の世界にはこれまで知られていなかった驚きの事実がたくさんあります。また、日常生活の中にも科学の眼を通してみると、まったく新しい視点がひらけてくるようなできごとが数多く散らばっています。こうした誰にでも興味が持てるような題材を選んで、その核心にわかりやすくせまっていこうというのが、この講座のねらいです。講師の方々と気軽にディスカッションをしましょう。

 今年7月4日、米国NASAの木星探査機ジュノーが、5年間の太陽系の旅を終え、目的地である木星に到着予定で、木星の両極を回る極軌道に入ります。昨年、NASAのニューホライズンズが冥王星に最接近し、ヨーロッパ宇宙機構(ESA)の彗星探査機ロゼッタは、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星からのジェット噴出の撮影に成功しました。一方、日本JAXAの金星探査機あかつきや小惑星探査機はやぶさ2への期待も高まっています。このように、近年、太陽系探査関連の偉業が続き、世界的にも注目が集まっています。そこで本講座では、NASA、ESA、JAXAの探査機ミッションによる成果を探査画像や国立天文台の4次元デジタル宇宙ビューアー「Mitaka」を用いて解説します。この夏、接近中の火星の観察方法についてもご紹介します。

講座概要

講座日程 2016年 7月 8日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 50 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
7月 8日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 縣 秀彦 国立天文台 天文情報センター 普及室長/准教授

戻る