講座詳細

数学カフェみたか 4 7月
複素数、相似変換、鏡映変換について

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講座趣旨

 数学がわかるということは突き詰めていくと、自分で検算して安心するということが多分にあります。(これはコンピュータで確認することも含みます。) この講座では高校生から大学2年生位までのレベルのさまざまな演習問題を解いてみます。講座の予習として、事前に資料を配布し、関連する問題を実際に解いて頂きます。講座当日は、問題を解くための知識を説明した後、その後は、参加者の皆さんで議論しながら解法に導きます。
 飲み物を手にしながらのカフェスタイルでリラックスした雰囲気の中で気軽に数学を楽しみませんか? 
 数学が好きな方、数学で語り合う仲間を見つけたい方、久しぶりに勉強したい方、数学には興味があるけど難しそうだなと思う方、ぜひこの機会にお集まりください。

7月のテーマは、「複素数、相似変換、鏡映変換について」です。
 数の集合を実数から複素数に広げると、それは直線(実数直線)から平面(複素平面)に広がることも意味し、実数の場合にはなかった様々な変換が現れてきます。それの代表的なものが相似変換であり鏡映変換です。
今回は、主にこの2つの変換についての演習問題を解いてみることにします。これによって複素数を代数的なものだけでなく、幾何的にも理解できるようになると思います。

講座概要

講座日程 2017年 7月11日 (火)
時間 10:00〜11:30
定員 15 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 問題用紙 ほか
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 6月6日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
7月11日
10時00分〜11時30分 三鷹ネットワーク大学 小林 一章 東京女子大学名誉教授

講師

小林 一章(こばやし かずあき) 東京女子大学名誉教授
 1940年東京生まれ。早稲田大学理工学研究科卒業。神戸大学、北海道大学を経て、84年から東京女子大学文理学部数理学科教授。2009年より同大学名誉教授。専門は位相幾何学で80年代後半より結び目の研究を始め、その後空間グラフの研究に重心を移す。著書に「曲面と結び目のトポロジー」(朝倉書店)、「空間グラフの理論」(培風館)など。(公財)数学オリンピック財団前理事長。

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