講座詳細

雷の秘密を探る
〜雷のメカニズムから安全対策まで〜

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講座趣旨

 一般社団法人電気学会は、1888年に創設された学者・技術者で構成される会員組織の学術法人です。すでに1世紀以上の歴史を有する伝統ある学会ですが、時代の変遷・進展にあわせ、また、国際的視野に立って、電気学術全般の研究・調査活動やその成果の発表を通じ、社会に貢献していきたいと考えています。
 この度、一般読者にも技術的内容が把握できるように、『雷をひもとけば』(電気学会、2018年)と題した新刊の技術啓発図書を発行しました。そこで今回は、その著者による講座を開催いたします。

 雷が電気現象であることをフランクリンが示したのは、今から250年以上も前の話ですが、それから雷について研究が進み、いろいろなことが分かってきました。
 雷雲には電気があるのですが、雲の中でどうして電気ができるのでしょうか。また雷は夏のイメージがありますが、実は冬にもかなり雷が落ちているのだと聞くと、不思議には思いませんか?
 最近、押上に高さ634mの東京スカイツリーが建設されましたが、毎年多くの雷が東京スカイツリーに落ちていることを御存知ですか?
 さらに、雷から身を守るには、どのようにすればよいでしょうか?
 本講座では、これらの内容について、分かりやすくお話し致します。

講座概要

講座日程 2018年 8月24日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 30 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 7月17日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
8月24日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 新藤 孝敏 (一財)電力中央研究所 名誉研究アドバイザー

講師

新藤 孝敏(しんどう たかとし) (一財)電力中央研究所 名誉研究アドバイザー
 1953年11月21日生。78年3月東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。同年4月、一般財団法人電力中央研究所入所。現在、電力中央研究所名誉研究アドバイザー。87年9月〜88年9月、アメリカ・フロリダ大学客員研究員。博士(工学)、電気学会 Fellow、米国電気電子学会(IEEE) Fellow。
 主として大気中の放電現象、送変電設備の外部絶縁設計に関する研究に従事。電気学会より論文賞、進歩賞、業績賞などを受賞。

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