講座詳細

大人のための音読講座・特別編<秋の発表会>
〜神沢利子をよむ〜

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講座趣旨

 およそ1カ月に1回のペースで約5年続く「大人のため音読講座」。2018年の秋、「特別編」として、はじめての発表会を開催します。
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読する4回のワークショップを経て、最終回には観客を招いて発表会を行います。
 題材はいずれも三鷹市在住の作家、神沢利子氏の著作。作品への理解を深め、その世界を皆さんの声で届けてみませんか?

〜神沢利子をよむ〜
・くまの子ウーフの絵本(4)『お月さんはきつねがすき? 』(ポプラ社)
・『やさい町どんどん』より「天高くいろいろ秋の巻」(福音館書店)
・『おやすみなさい またあした』(のら書店)より詩を数点
・『鹿よ おれの兄弟よ』(福音館書店) 

●9月22日〜10月20日【音読ワークショップ】(4回)
 午前10時〜正午

 みなさんの声で、作品の世界を届けてみませんか?
 
毎月、単発での講座を続けてきて、もう5年ほどになりました。この秋、そろそろ発表の場を設けることにしては…?と決まった連続講座。三鷹市を代表する児童文学作家、神沢利子さんの作品を取り上げることにいたしました。読んでも聞いても楽しい、世代を問わず愛される神沢利子さんの作品の魅力を、ご自分の声で伝えてみませんか?
 四つの作品を、何名かで読むスタイルです。人前で読む、と言うと緊張されるかもしれませんが、物語を聴き手の皆さんと一緒に作っていく、と考えてください。読み手と聴き手とで作り出す神沢ワールド。ぜひ、ご参加ください!

●10月27日【発表会】午後1時〜3時 
 ※発表会は午後2時より

 4回のワークショップの成果発表を、観客を招いて行います。会場は三鷹ネットワーク大学。国立天文台内の「三鷹市星と森と絵本の家」が主催する、「三鷹まるごと絵本市」の関連イベントとして開催します。
 読む人も聴く人も楽しみながら、作品の世界を表現しましょう。
 

講座概要

講座日程 2018年 9月22日 (土)
 〜2018年10月27日 (土)
時間 下記をご確認ください。
定員 10 人 (先着制)
回数 5回 通し受講のみ
受講料 一     般 8,000 円
市     民 7,000 円
市民在勤・在学 7,000 円
市 民 学 生 7,000 円
会     員 7,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 下記をご確認ください。
受付期間 7月17日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
9月22日
10時00分〜12時00分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ フリーアナウンサー・朗読家
第2回
10月 6日
10時00分〜12時00分 三鷹ネットワーク大学       同上
第3回
10月13日
10時00分〜12時00分 三鷹ネットワーク大学       同上
第4回
10月20日
10時00分〜12時00分 三鷹ネットワーク大学       同上
第5回
10月27日
13時00分〜15時00分 三鷹ネットワーク大学       同上

講師

原 きよ(はら きよ) フリーアナウンサー・朗読家
 元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。生誕100年からは、毎年、生誕祭の6月19日に、太宰の生地、青森県五所川原市金木「太宰治疎開の家 津島家新座敷」での朗読会に出演。

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