講座詳細

数学の夕べ7月 座標
―《現代数学の基礎概念》3

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講座趣旨

“数学の夕べ”
 数学は新たな視点を加えながら現在も発展を続けています。特に近代以降の数学から数多くの興味深いトピックが生まれました。容易にはアクセスできず、知られていないものも多くあります。
近年は、数学についての啓発的な書物も多く出版され、三鷹ネットワーク大学で開講する小林一章先生の講座を含め、興味深いトピックがより深く取り上げられる機会も増えています。
 本講座では、そのような興味深いトピックの中から一つ選んで、数学の視点や発展の様子などを紹介していきたいと思います。講座の中で、必要な予備知識も出来るだけ説明する予定です。

講座概要

講座日程 2019年 7月26日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 30 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 6月18日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
7月26日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 清水 勇二  空間の座標という考え方に今回は焦点を当てる。デカルト座標の考え方にはなじみがあると思うが、曲面の座標を始めとして一般の座標の考えに導かれる。それは局所座標系と今日呼ばれるものである。曲面、射影平面、そして6月の「数学の夕べ」で紹介のグラスマン多様体などを例として具体的に詳しくみていきたい。曲面ではパラメータ表示としてよく使われるものが局所座標系に相当する。射影平面は2次元の射影空間として、無限遠を除いた部分に普通の座標が入る。グラスマン多様体の例としてG(2,4)を説明するが、そこでは射影空間の場合に類似の座標が入る。局所座標系の入る部分集合同士は、同値関係で貼り合わさると見ることができる。このような座標の入る空間は様々な研究で登場するので興味深いものである。

講師

清水 勇二(しみず ゆうじ) 国際基督教大学 教授
 東京生まれ。東京大学理学部卒業。東北大学、京都大学を経て、2000年から国際基督教大学に在職。現在、教養学部教授。専門は代数幾何学、特にホッジ理論で、リーマン面のモジュライの共形場理論への応用も研究している。
 著書に、『複素構造の変形と周期』(岩波書店、上野健爾氏と共著)、『基礎と応用 ベクトル解析』(サイエンス社)、『圏と加群』(朝倉書店)、翻訳に『数え上げ幾何と弦理論』(S.カッツ著、日本評論社)がある。

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