講座詳細

「核のゴミ」をめぐる元素変換への挑戦

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講座趣旨

“もっと科学に親しもう!”7
 AI(人工知能)が囲碁や将棋で人間に勝ち、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が私たちの生活や産業を大きく変えています。また、宇宙ではダークマターやダークエネルギーの存在が明らかになり、アインシュタインが出した宿題の重力波まで発見されました。
 こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。皆さまのご参加をお待ちしております。

講座概要

講座日程 2019年 9月19日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 50 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 8月6日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
9月19日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 櫻井 博儀  本講座では、「核のゴミ」を減らすために必要な元素変換の必要性とそのための基礎研究について紹介します。原子力発電所などで生じる「核のゴミ」は、我が国のみならず世界的な課題です。「核のゴミ」の問題の本質は、半減期が数十万年を超える寿命の長い放射性元素が含まれていることにあります。この問題を根本から解決するためには、長寿命元素を効率よく安定な元素もしくは寿命の短い元素に変換して、「核のゴミ」を減容化・無害化することが必要です。理化学研究所では2013年から長寿命元素の変換データの取得や、元素変換を行うための装置の概念設計などを行ってきました。これらの研究開発の内容と今後についてわかりやすく解説します。

講師

櫻井 博儀(さくらい ひろよし ) 理化学研究所 仁科加速器科学研究センター副センター長(理学博士)
 1987年東京大学・理学部物理学科卒。1993年同大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)。同年、同大学院助手。理化学研究所研究員、同大学院助教授を経て、現在、同大学院教授、理化学研究所主任研究員。2013年より理研・仁科加速器科学研究センター副センター長を兼務。
 理化学研究所の加速器施設「RIビームファクトリー」を利用した、不安定原子核の魔法数研究、宇宙での元素合成の研究などを推進。最近は高レベル放射性廃棄物の処理に関する基礎科学研究開発にも従事。
 日本物理学会理事(2014-16)、日本学術会議連携会員(2006-)
 2015年、仁科記念財団より仁科記念賞を受賞。2018年、発明協会より21世紀発明賞を受賞。
 主な著書:「元素はどうしてできたのか?」PHPサイエンス・ワールド新書、2013年11月

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