講座詳細

元国立感染症研究所室長が語る新型コロナウイルス感染症との戦い方【オンライン講座】
―21世紀型 パンデミックと人類・社会のこれから

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講座趣旨

三鷹ネットワーク大学オープンセミナー
「元国立感染症研究所室長が語る新型コロナウイルス感染症との戦い方――21世紀型 パンデミックと人類・社会のこれから」【オンライン講座】

 このたび、三鷹ネットワーク大学は、オープンセミナーを開催することとします。このオープンセミナーでは、どなたでも参加できる無料の公開講座です。毎回、タイムリーな話題を取り上げ、その話題を第一線の専門家に解説してもらいます。
 初回となる今回のテーマは「新型コロナウイルス感染症」です。講師には、国立感染症研究所室長、米国疾病対策センター(CDC) 客員研究員、理化学研究所チームリーダーを歴任した、加藤茂孝さんをお招きします。人類の歴史は感染症との戦いの歴史でもありました。加藤さんは、『人類と感染症の歴史』などの著書で、こうした人類の歴史を問い直し、今後の展望を示しています。このセミナーを通して、一緒に学んでいきましょう。

【お申込みリンク】
 

https://mnuos20210710.peatix.com

講座概要

講座日程 2021年 7月10日 (土)
時間 14:00〜16:00
定員 100 人 (先着制)
回数 1回
受講料 0 円
難易度 ★☆☆
会 場 オンライン
申し込み Peatixでの申し込み・支払いです。左のリンクからお申し込みください。
受付期間 6月8日(火)午前9時30分から7月9日(金)閉館まで

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
7月10日
14時00分〜16時00分 オンライン 加藤 茂孝 元国立感染症研究所室長が語る新型コロナウイルス感染症との戦い方―21世紀型パンデミックと人類・社会のこれから
 感染症対策は人々の不安を減らす事が最も重要である。この講座では、不安の減少を最大の目標にしている。人にかかるコロナウイルスは7種類見つかっているが、重症の肺炎を起こすものはSARS、MERS、COVID-19の3種類である。これらは21世紀になって初めて現れたもので、性状と戦い方はそれぞれに異なる。これらはどこから来て、どのような性質で、どこへ行くかについて、問題点を分かりやすく丁寧に解説する。戦う相手を正しく理解していただき、皆様の不安を減らし、冷静に対応していただく事に役立つことを願っています。なぜなら新興感染症は人類の歴史と共にあり、今後も出現するからです。

講師

加藤 茂孝(かとう しげたか) (株)保健科学研究所学術顧問、元国立感染症研究所室長
 1942年生まれ。三重県出身。東京大学理学部卒。同大学院修了。理学博士。
 国立感染症研究所 (1969-2002年) 室長、米国CDC(疾病対策センター)招聘研究員(2002-05年)、理化学研究所新興・再興感染症研究ネットワーク推進センター (2005-15年チームリーダー)。WHO非常勤諮問委員、放送大学および東京大学医学部非常勤講師、日本生物物理学会運営委員、日本ワクチン学会理事などを歴任。元、ICD(感染症コントロールドクター)。現在、保健科学研究所学術顧問。日本ペンクラブ会員、日本医史学会評議員。専門はウイルス学、特に、風疹ウイルスおよび麻疹・風疹ワクチンの研究。
 胎児風疹感染のウイルス遺伝子診断法を開発して400例余りを検査し、非感染胎児の出生に繋げた。
 麻疹・風疹の日本からの排除、先天性風疹症候群(CRS)の根絶が終生の願い、感染症研究と社会との橋渡しに力を注いでいる。「科学・芸術・社会」懇談会世話人。
 著書に『人類と感染症の歴史―未知なる恐怖を超えて』(丸善出版、2013年)、『続・人類と感染症の歴史―新たな恐怖に備える』(同、2018年)などがある。


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