講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第24回)
―科学と文学の間(あわい)に

B2353200.pdf

講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題図書はご自身で用意してください。
 本講座は、対話型のため、マスクの着用を推奨します。

【今後の予定】
第25回は、2023年10月6日 金曜日です。

講座概要

講座日程 2023年 9月 1日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 瀬名 秀明「きみに読む物語」 【所収】『ポロック生命体』〈新潮文庫〉、『日本SF短篇50 宏‘本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー』〈ハヤカワ文庫JA〉
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 8月8日(火)午前9時30分〜 8月31日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
9月 1日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【課題図書について】
 「本を読んで感動するのはなぜか。その謎を解き明かしたい」(課題作品の登場人物の台詞より)。今回の課題作は瀬名秀明「きみに読む物語」。最近ChatGPTなどの生成系AIが話題になっています。文章や画像を生成するAIですから、文学の世界にも無縁ではない、どころか影響の少なくないものとされています。SFでは、AI、コンテンツ生成の問題はかなり早い段階から扱われてきましたが、今回の課題作は、生成系AIが話題のこのタイミングで読むことに意味のありそうな作品になっています。
【選書ポイント】
 瀬名秀明は、デビュー作『パラサイト・イブ』がベストセラーとなり、映像化もされたことで、バイオホラーの作家というイメージが強いかもしれませんが、日本SF学会の会長を一時期つとめ、ロボット・AIをテーマとする作品が複数あるなど、本読書会のテーマである文学と科学技術の境界・融合エリアで多くの作品を生み出してきた書き手です。課題作を含む『ポロック生命体』は《人間の表現活動と人工知能技術の関係を主題に》(文庫解説より)した作品集。日進月歩の分野だけに、下手な扱いをするとすぐに古びてしまう危険性もありますが、著者自身が《本書は一〇年経っても古びない確信がある。人間らしさとは何かという問いは永遠のものだからだ》(版元のサイト掲載のエッセイより)と自信を見せる作品群となっています。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう ) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とツイッターで本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

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