講座詳細

サイエンスカフェみたか12月 
深海を探り、環境を調べる、深海調査“最前線”

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講座趣旨

 サイエンスカフェみたかとは、NPO法人くらしとバイオプラザ21が企画するサイエンスカフェです。講義スタイルではなく、飲み物を手にしながらのカフェスタイルで、サイエンス=科学についての知識を深めてみませんか。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、ゲストや参加者同士で楽しく語り合いましょう。
 
 いま、深海底がアツい!例えば海底には次世代のエネルギー源といわれるメタンハイドレートが大量に眠っているのだ。いったい、どうやって見つけて、どうやって掘り出すのか?一方で、海底開発は深海の環境を汚染するかもしれない。潜水船も行けないような超深海の環境を調べることはできるのだろうか?今回は海底調査のスペシャリスト2名によるトークライブを通じて、プロ・アマを問わない「深海に魅せられた人たちのチャレンジ」を紹介します。

講座概要

講座日程 2014年12月11日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 24 人 (先着制)
回数 1回
受講料 800 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間

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日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
12月11日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 後藤 忠徳 京都大学大学院工学研究科准教授
小栗 一将 海洋研究開発機構主任技術研究員

講師

後藤 忠徳(ゴトウ タダノリ) 京都大学大学院工学研究科准教授
 1968年大阪生まれ、京都育ち。大学時代を神戸・京都で過ごす。海洋研究開発機構研究員を経て、現在は京都大学大学院工学研究科准教授。専門は地下探査。光の届かない地下を電磁探査を使って"照らしだし"、防災・資源探査・環境調査等に役立てるべく日夜奮闘中。著書に「海の授業」(幻冬舎)、「地底の科学」(ベレ出版)。ブログ「海の研究者」では、最新科学の話や海底調査の実況レポートが好評。
小栗 一将(オグリ カズマサ) 海洋研究開発機構主任技術研究員
 1971年愛知県豊橋市生まれ。静岡大で地質学を、名古屋大で海洋化学を修める。日本海洋科学振興財団を経て、現在は海洋研究開発機構主任技術研究員。地質学的な観察に基づく堆積学と、酸素や炭素をはじめとする生元素循環と観測に基づく地球化学の融合を研究のテーマに掲げているが、観測に必要なセンサーやカメラなどの開発も自ら手がけるなど、目的のためならジャンルにこだわらない海洋版・料理の鉄人を目指して日々修行中。

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