講座詳細

アジアとの共生を牽引する真のグローバル企業を考える(第2回)
日中の和解と共存の行方

C1542600

講座趣旨

 本講座は、アジア経済の動きを捉え、アジア市場を取り込む日本企業のビジネス展開について、10回に渡り講義していきます。講師陣は、亜細亜大学・前学長の池島政広氏を筆頭に、アジアビジネスについて精通する講師を迎え、最新の情報を取り入れながら分かりやすく講義してまいります。
 今年度も、亜細亜大学寄付講座・西武信用金庫後援、亜細亜大学、西武信用金庫、アジア・国際経営戦略学会、アジアコンテンツビジネス研究会共同企画として開催いたします。
 アジアにご関心のある企業の方々、あるいは今動いているアジアのホットな話題に触れたい市民の方々にご参加いただければ幸いです。

 日中関係に改善の兆しがあまり見られない状況の中、節目の年を迎えています。2008年の世界経済危機を契機に中国は10年に国内総生産(GDP)で世界第2位に躍り出ました。しかし、その前年(09年)から、中国はそれまでの協調的な外交姿勢を転換し、各国との摩擦が目立ってきました。日本国内と同様に、中国国内にも「強硬派」と「国際協調派」がいます。本講義は日本と中国の本質的な違いを理解した上で、日中関係を取り巻く国際環境、日本における「中国脅威論」や中国における「反日論」の意味を分析したうえ、日中和解の可能性を考えます。

講座概要

講座日程 2015年11月18日 (水)
時間 19:00〜20:30
定員 20 人 (先着制)
回数 1回
受講料 0 円
教 材 レジュメ資料ほか
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間

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日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
11月18日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 容 應萸 亜細亜大学経営学部教授

講師

容 應萸(ヨウ オウユ) 亜細亜大学経営学部教授
 東京大学大学院社会学研究科国際関係専門課程博士課程修了。社会学博士(東京大学)。国立シンガポール大学専任講師、ハーバード大学イェンチン研究所員、イェール大学訪問学者、亜細亜大学経営学部教授。研究領域は近代日中関係史、国際関係論、現代中国研究。主な業績は『香港開埠與関家』、『変容する華南と華人ネットワークの現在』(共編著)、“The Chinese Education Mission in the 1870s: Comparison with the Chinese Students in Japan in the 1900s”, “Japanese-American-Chinese Cross-cultural Contacts in 1850-1900’s New Haven”。

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