講座詳細

植物からプラスチックをつくる

Image20171119-26173-yrrtmj

講座趣旨

 AI(人工知能)が囲碁や将棋で人間に勝ち、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)が私たちの生活や産業を大きく変えています。また、宇宙ではダークマターやダークエネルギーの存在が明らかになり、アインシュタインが出した宿題の重力波まで発見されました。
 こうした最先端の科学や技術の課題を取り上げ、多くの方々にわかりやすく紹介するのが、本講座のねらいです。市民の方々のご参加をお待ちしております。

 プラスチック製品は、私たちの身の回りの様々なところで使われています。しかし、現在のプラスチック製品のほとんどは、枯渇性資源である石油や天然ガスなどを原料として大量に作られ、廃棄されています。資源の有効利用の観点から、再生可能資源である植物資源を利用して作り出されるプラスチック、バイオプラスチックの開発・普及が望まれています。
 本講演では、高性能・高機能なバイオプラスチックの創成を目指したわれわれの取り組みとその成果、ならびに今後の展望について紹介します。

講座概要

講座日程 2017年12月21日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 50 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 11月21日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
12月21日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 阿部 英喜 特定国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター
バイオマス工学研究部門 バイオプラスチック研究チ−ム チ−ムリ−ダ−

講師

阿部 英喜(あべ ひでき) 特定国立研究開発法人 理化学研究所 環境資源科学研究センター
バイオマス工学研究部門 バイオプラスチック研究チ−ム チ−ムリ−ダ−
 香川県生まれ。博士(工学)。東京工業大学大学院総合理工学研究科化学環境工学専攻修士課程修了。東京工業大学 博士学位取得。1993年、理研高分子化学研究室 研究員補。理研環境分子科学研究推進グル−プ環境分子材料化学研究チ−ム チ−ムヘッドなどを経て、2013年より現職。東京工業大学大学院総合理工学研究科 連携教授(兼務)。

戻る