人生100年時代のビューティフルエージングを考える　10月
上司としてのコミュニケーション力の向上

　わが国は、世界に例をみない急激な少子高齢化が進んでおり、社会の在り方を抜本的に見直す時期にきています。人生100年時代の社会で、充実し安心して生活するためには、若いうちから学び、働き、人生設計を考えることが大切です。そのためには、国や企業に依存する（公助）だけでなく、地域での助け合い（共助）、自助努力（自助）が重要になっています。ビューティフルな人生を送るためには、自らを育てる“育自”が必要なのです。
　本講座では、人生100年時代を過ごすための実用知識を学ぶ機会を提案し、皆様とともに考えていきます。

　「ほめられて育てられたい」若者が溢れています。伝え方が気にいらないと、ＳＮＳへ書き込みも増えています。また、コミュニケーションの本が溢れ、若者も学んでいます。スポーツ界でも新しい指導、伝え方が期待されています。
　上司、指導者はどのように接したらよいのでしょうか。
　人間を考え、若者を考え、さらに自分のコミュニケーションスタイルを考えてみませんか。そのためには、素敵に生まれてきている「人間」を認め、心と目線を平行にして共に生きていくことが大切です。
育ってきた自分の環境等をもう一度考え、そして染みついたコミュニケーションスタイルを自己認識することが重要です。
　新しい関係構築のため、コミュニケーションスキルである「伝える」「質問する」「承認する」などのスキルを学びます。