お申し込みを終了いたしました。

講座詳細

野鳥初心者のための雑学講座
―いつもの散歩や山歩きがちょっぴり楽しくなる

Image20181005-17905-1yk28ub

講座趣旨

 多くの人にとって野鳥は、最も身近にいる野生動物だと思います。しかし、残念ながらほとんどの人は鳥をゆっくりと観察できる機会を、あまり持ちません。なぜなら鳥は、気づいたときには、飛んでしまった後か、はるか後ろ姿になってしまっているからです。それどころか、じつは周りにたくさんいる野鳥に、気づくこともないかも知れません。鳥を見たくてもどうして良いかわからない方も大勢おられるでしょう。
 この連続講座では、鳥に親しんでいただくことを目的として、基本的な鳥の見方や探し方をお話しすると同時に、実際に散歩道で使える鳥ネタを提供し、最後に鳥にまつわる社会的な話題をお裾分けします。連続講座を通じて、これまで以上に鳥についての理解と関心を深めていただけたらこの上ない喜びです。

講座概要

講座日程 2018年11月11日 (日)
 〜2018年11月25日 (日)
時間 下記をご確認ください。
定員 40 人 (先着制)
回数 3回 通し受講のみ
受講料 1,500 円
難易度 ★☆☆
会 場 下記をご確認ください。
受付期間 10月9日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
11月11日
14時00分〜16時00分 三鷹ネットワーク大学 梶ヶ谷 博 鳥たちと散歩を楽しむ(1):あなたはどこまで見つけられますか
 鳥を楽しむ方法は大きく2つあります。1つは声を聴く、2つ目は姿を見る、です。
 声は今回やめておきますが、姿についてはまず見つけなければ話になりません。空、森、公園、河原、農地、海といった環境別に、鳥の見つけ方についてお話しします。
第2回
11月18日
14時00分〜16時00分 三鷹ネットワーク大学 梶ヶ谷 博 鳥たちと散歩を楽しむ(2):鳥の識別ポイントをマスターしましょう
 首尾よく鳥が見つかったとして、さて図鑑ですか? 見るポイントを知らなければ図鑑は案外と役立ちませんよ。どこが違うのかわからないのですから。今回は野外現場を疑似体験していただきながら、図鑑の見方のような話をすることにします。
第3回
11月25日
14時00分〜16時00分 三鷹ネットワーク大学 梶ヶ谷 博 鳥で雑談を楽しむ:鉛中毒やガラス衝突、鳥の羽の秘密の話
 最後は鳥の科学の雑談です。私の経験談を中心に、社会的に騒がれた話題や被害対策、人々が意外と知らない出来事などをいくつか紹介します。
 小難しいことはなるべく省略しますので、サイエンスとしての野鳥の世界を堪能してください。

講師

梶ヶ谷 博(かじがや ひろし) 日本獣医生命科学大学 名誉教授
 日本獣医生命科学大学の保全生物学研究室教授、同大学付属博物館ワイルドライフ・ミュージアム館長を最後に平成30年3月退職、現在は同大学名誉教授、同博物館顧問、NPO法人野生動物救護獣医師協会(WRV)研究部長。教員時代の専門は野生動物、主として鳥類における原因不明死の死因鑑定、野生鳥獣の交通事故鑑定。最近はもっぱら、野生動物関連の教材制作に関心をもっています。
 昔から野生動物観察や単なる山歩き、はては農作業に至るまで頭脳労働以外が大好きで、机上の勉強は趣味に合わず、現在でも一年の大半を野外で活動しています。1952年(昭和27年)生なので、生涯初めて?高齢者の仲間入りです。

戻る