講座詳細

数学カフェみたか 5 11月
一次分数変換に関する問題

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講座趣旨

 数学がわかるということは突き詰めていくと、自分で検算して安心するということが多分にあります。(これはコンピュータで確認することも含みます。)    この講座では高校生から大学2年生位までのレベルのさまざまな演習問題を解いてみます。講座の予習として、事前に資料を配布し、関連する問題を実際に解いて頂きます。講座当日は、問題を解くための知識を説明した後、その後は、参加者の皆さんで議論しながら解法に導きます。
 飲み物を手にしながらのカフェスタイルでリラックスした雰囲気の中で気軽に数学を楽しみませんか? 
数学が好きな方、数学で語り合う仲間を見つけたい方、久しぶりに勉強したい方、数学には興味があるけれど難しそうだと思う方、ぜひこの機会にお集まりください。

講座概要

講座日程 2018年11月13日 (火)
時間 10:00〜11:30
定員 15 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 10月9日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
11月13日
10時00分〜11時30分 三鷹ネットワーク大学 小林 一章 11月のテーマは、「一次分数変換に関する問題」です。
 過去にも相似変換、鏡映変換、メビウス変換などの一次分数変換について解説してきましたが、今回は、一次分数変換の基本的な性質についての問題を解くことにします。
 一次分数変換は、拡張された複素数体CΛ= C∪{∞}の自分の変換の中で、基本的かつ最も重要なもので、これによりCΛの幾何的理解が深まると思います。

講師

小林 一章(こばやし かずあき) 東京女子大学名誉教授
 1940年東京生まれ。早稲田大学理工学研究科卒業。神戸大学、北海道大学を経て、84年から東京女子大学文理学部数理学科教授。2009年より同大学名誉教授。専門は位相幾何学で80年代後半より結び目の研究を始め、その後空間グラフの研究に重心を移す。著書に『曲面と結び目のトポロジー』(朝倉書店)、『空間グラフの理論』(培風館)など。(公財)数学オリンピック財団前理事長。

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