講座詳細

明治150年連続講座(3) 天理教をめぐる日本の近現代

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講座趣旨

明治150年連続講座
Alternative Narratives” 日本近代をめぐる視座

 この連続講座では、日本の近代をより幅広く複合的な文脈から解き明かします。
 明治維新以来150年の日本の近代化の歴史は、どのように語られてきたのでしょうか。「明治維新」天皇の下での中央集権国家の確立。「文明開化」日本社会の西洋化及び工業と軍隊の近代化。「帝国主義」戦争・勝利・敗戦。「民主主義」平和的かつ民主的社会としての日本の再出発。こうした歴史叙述がなされてきました。
 しかし、そこには別のストーリーもあったのではないでしょうか。5人の講師が、それぞれの視点から挑みます。

講座概要

講座日程 2018年12月15日 (土)
時間 16:30〜18:00
定員 30 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 800 円
市     民 600 円
市民在勤・在学 600 円
市 民 学 生 600 円
会     員 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 11月20日(火)午前9時30分より
日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
12月15日
16時30分〜18時00分 三鷹ネットワーク大学 藤井 健志 天理教をめぐる日本の近現代
 天理教は、教祖中山みき(1798〜1887)が幕末に創唱した新宗教で、本部のある奈良県天理市は、新宗教名が市の名前になった日本で唯一の町です。天理王命という神を信仰する一神教的な宗教で、今でも100万人以上の信者がいます。最初は淫祀邪教として社会的な批判を浴びますが、やがて国の政策に同調して教典を改め、教派神道として認められます。その歴史には、独自の信仰に基づいた活動と、国策の積極的な推進という両面が見られました。また戦前に最も積極的に海外布教を行った教団で、布教者を養成する天理外国語学校(現・天理大学)では、多様な言語が教えられていました。現在でも天理教の信者は、世界各地にいます。
 本講座では、天理教という視点から日本の近現代を考えることによって、歴史を見る新たな目を模索したいと思います。

講師

藤井 健志(ふじい たけし ) 東京学芸大学 人文科学講座 教授
 1954年、東京生まれ。東京大学大学院博士課程退学(宗教学宗教史学専攻)。國學院大學日本文化研究所嘱託研究員を経て、86年に東京学芸大学に着任(人文科学講座に所属し、現在は新設の教育支援課程多文化共生教育コースで教える)。宗教社会学、日本近代宗教史を専門とし、最近は台湾を中心として、海外での日本宗教の拡がりを研究している。
 著書は『日中両国の視点から語る植民地期満洲の宗教』(共著、柏書房、2007年)、『新アジア仏教史14 近代国家と仏教』(共著、佼成出版社、2011年)、「日本統治時代の台湾における仏教系新宗教の展開と普遍主義」(『アジア遊学』222号、2018年)等。

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