講座詳細

筋肉は使うと増える!―貯筋運動のすすめ―

Image20191031-32061-m7f1c5

講座趣旨

 「貯筋」とは、運動を行うことによって筋肉を鍛え、貯金のように貯めようという考え方で、「貯筋運動」は、加齢に伴う筋機能の低下の進行を防ぐために作成された高齢者向け筋力トレーニングプログラムです。その特徴は、特別な器具を用いず自分の体重を負荷とする日常生活動作を取り入れた簡単な運動であること、加齢に伴う筋萎縮が進みやすい下肢筋と腹筋を対象として「座位プログラム」と「立位プログラム」各5種目が用意されており、体力に応じて選ぶことができること、歌に合わせて運動を実施することで息こらえを防ぎ、動作を一定回数反復するようになっていることです。
[参考]貯筋運動のURL:
http://www.health-net.or.jp/tyousa/tyokin/index.html

 実技があるため動やすい服装・履物でご参加ください(トレーニング用のウェア・シューズが望ましいです。特に女性の場合、スカートよりはズボン。ヒールが高い靴やパンプス、サンダルは実技の妨げになりますので避けてください)。
 受講者は飲み物(水筒や蓋つきのもの)、タオルを会場に持参できます。

講座概要

講座日程 2019年12月 6日 (金)
時間 15:00〜17:10
定員 20 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 11月5日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
12月 6日
15時00分〜17時10分 三鷹ネットワーク大学 沢井 史穂  本講座では、貯筋運動の意義と実施効果について解説した後、実際に運動プログラムを体験していただきます。本講座は全年齢層が対象ですが、加齢で筋力が落ちてくる50代以降のシニア層に特に推奨します。前半1時間は座学、10分の休憩をはさんで後半1時間は教室内で実技を行います。

講師

沢井 史穂(さわい しほ) 日本女子体育大学大学院研究科長・体育学部教授 博士(人間科学)
 1992年東京大学大学院教育学研究科体育学専攻博士課程修了。慶應義塾大学体育研究所助手、東京大学大学院教育学研究科助手、三重県立看護大学准教授、女子美術大学准教授、教授を経て2013年より現職。専門研究分野は健康科学、運動生理学。日本体育学会代議員、日本体力医学会評議員、東京体育学会常任理事等歴任。中高年者及び高齢者向けの運動プログラムの開発、日常生活動作や介護動作における筋活動水準の評価など、健康体力づくりのための運動処方につながる幅広い研究に従事。また、健康運動指導者の養成や研修のための講習会講師などを数多く務め、指導者育成の事業に携わっている。
 主な著書:「健康スポーツのすすめ」(日本評論社、2006)、「高齢者向け運動指導」((公社)日本フィットネス協会、1997)

戻る