講座詳細

くらしとメディアリテラシー―生活ジャーナリストと学ぶ「読む」「書く」「話す」技術
みたか地球市民講座 基礎講座

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講座趣旨

「くらしとメディアリテラシー ――生活ジャーナリストと学ぶ『読む』『書く』『話す』技術」
 テレビ、ラジオ、新聞、書籍、雑誌、そしてインターネットから情報を得るだけでなく、自らも積極的に情報発信しながら、いろいろな人とつながり、さらに知見を深める。そんな時代になった。必要になるのがメディアと上手に付き合う方法だ。40年あまり新聞社で様々なメディアに携わってきた経験を踏まえ、あふれる情報に翻弄されず、メディアを上手に、主体的に使いこなす方法をお伝えする。

「みたか地球市民講座」とは
(1)「不安な時代」を生き抜くための学び
終身雇用の崩壊、新型コロナウイルス感染症の流行など、先行きの見えない「不安な時代」にわたしたちは生きています。こうした時代にこそ、学びを通して確かな視座を構築していきましょう。
(2) 地域から世界を考える
地域から国全体や世界を考える、ボトムアップ型の講座です。三鷹という地域にいかりを下ろし、そこから地域や世界を見渡し、一緒にじっくり考えていきましょう。
(3)地域の“大学”としての新たな取り組み
三鷹ネットワーク大学は地域性を生かし、コミュニティを育み、学びを創出する、地域の“大学”です。「みたか地球市民講座」を通して、みなさんと協働して新たな学びを創っていきましょう。
基礎講座では、主に三鷹、多摩というローカルな視点から学んでいきます。「みたか地球市民講座」の基礎となる講座です。

※ 教室参加が望ましいですが、来館できない方向けに、オンライン(Zoom)でも配信します。第1回にオンライン参加をご希望の方は、申込時にその旨をお知らせください。講座後には見逃し配信も行います。

講座概要

講座日程 2021年10月23日 (土)
 〜2021年12月18日 (土)
時間 下記をご確認ください。
定員 24 人 (先着制)
回数 5回 (通し受講のみ)
受講料 一     般 3,000 円
市     民 2,500 円
市民在勤・在学 2,500 円
市 民 学 生 2,500 円
会     員  円
難易度 ★★☆
会 場 下記をご確認ください。
受付期間 9月21日(火) 午前9時30分から11月19日(金)閉館まで

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
10月23日
10時30分〜12時00分 三鷹ネットワーク大学、オンライン 相川 浩之 くらしのなかのメディアリテラシー
「メディアリテラシー」と聞くと、テレビのこのニュースは政権寄りではないのか、といった「ニュースの見方」の話かと思われる人が多いかもしれない。しかし、情報が溢れる現代社会で、必要になるのは暮らしのなかで上手にメディアと付き合う能力だ。
第2回
11月 6日
10時30分〜12時00分 三鷹ネットワーク大学、オンライン 相川 浩之 記者は何を考えて記事を書いているのか
 記者は決して、人から聞いたことをそのまま「拡散」したりはしない。事実確認した後、読者は何を知りたいのか、クレームを受けないようにするためにはどう表現するか、などを考えて記事を書く。記者の頭の中を見ることがメディアリテラシーを高めるのに役立つ。
第3回
11月20日
10時30分〜12時00分 三鷹ネットワーク大学、オンライン 相川 浩之 メディアの特性を理解して情報入手・発信を行う
 新聞、雑誌、テレビ、ラジオ。それぞれのメディアの特性を理解した上で、上手に情報を入手したい。情報発信では、ブログ、Facebook、LINE、Twitterをどう使い分けるか。使い方を誤れば非効率なだけでなく、痛い目にも合う。メディアごとのリテラシーを探る。
第4回
12月 4日
10時30分〜12時00分 三鷹ネットワーク大学、オンライン 相川 浩之 安心・安全にメディアと付き合う
 便利で楽しいはずのネットメディアも、セキュリティーやプライバシー保護の知識なしに利用すると、とたんに凶器に早変わり。脅迫メールが来たり怪しい勧誘の電話が頻繁にかかってきたりする。セキュリティーの基礎知識とプライバシー保護のためのノウハウを学ぶ。
第5回
12月18日
10時30分〜12時00分 三鷹ネットワーク大学、オンライン 相川 浩之 オリジナル情報を発信する
 情報の読み方、発信の仕方がわかったら、素人でもできる発信メディアにぜひ挑戦しよう。ブログ、Facebook、LINE、Twitterなどでの発信にとどまらず、電子書籍や音声配信などにも挑戦してみよう。Kindleで電子出版を行い、Podcastで音声配信する手法を紹介する。

講師

相川 浩之(あいかわ ひろゆき) 生活ジャーナリスト
 生活ジャーナリスト。1980年4月から2021年11月まで日本経済新聞社勤務。新聞、雑誌(「日経トレンディ」副編集長、「日経ゼロワン」編集長)、電子メディア(NIKKEI NET)、ラジオ(ラジオNIKKEI「集まれ!ほっとエイジ」など)、産業消費研究所など、様々なメディアに携わる。柱となるのは「生活ジャーナリズム」。「人生100年時代」「高度情報化社会」をどう生きるか、を各メディアで取り上げてきた。

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