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講座詳細

数学はこんなに面白い!12・11月
多角数定理について

C2151900.pdf

講座趣旨

東京女子大学寄付講座
数学はこんなに面白い!12

 現代数学は抽象化が進み、一見どのように発生し、どのように使われるかが見えにくくなっていますが、実は生活の中や他の自然科学の中に、その源を持ち、思いもよらない応用を持っていたりします。それらの源を訪ねたり、どうしてその応用を持つに至ったかを明らかにしたいと思います。
 月1回ずつ、幅広くテーマを選んでお話ししていきます。出来るだけ予備知識を必要としないように、必要な知識は講座の中で説明していく予定です。
 数学が好きな方、数学で語り合う仲間を見つけたい方、久しぶりに勉強したい方、数学には興味があるけど難しそうだと思う方、ぜひこの機会にお集まりください。
 2021年度も毎月1回開催していきます。

 11月のテーマは、「多角数定理について」です。

講座概要

講座日程 2021年11月 4日 (木)
時間 10:00〜11:30
定員 25 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 10月5日(火)午前9時30分から11月2日(火)閉館まで

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
11月 4日
10時00分〜11時30分 三鷹ネットワーク大学 小林 一章 多角数定理について
 多角数定理というのは、多項式の指数に多角数が現れるというもので、最初に証明されたのはオイラーの5角数定理でした。ここで多角数というのは3角数、4角数、…、8角数まであります。これらを共通の関数を使って定式化したものです。今月はこれらについて説明したいと思います。

講師

小林 一章(こばやし かずあき) 東京女子大学名誉教授
 1940年東京都生まれ。早稲田大学理工学研究科卒業。神戸大学、北海道大学を経て、84年から東京女子大学文理学部数理学科教授。2009年より同大学名誉教授。専門は位相幾何学で80年代後半より結び目の研究を始め、その後空間グラフの研究に重心を移す。著書に『曲面と結び目のトポロジー』(朝倉書店、1992年)、『空間グラフの理論』(培風館、1995年)など。
 (公財)数学オリンピック財団元理事長。 2019年秋の叙勲において瑞宝中綬章を受章。

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