講座詳細

星空案内のための天文講座 (第15期) 
―「星空準案内人」を目指そう!

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講座趣旨

星空案内のための天文講座

 夜空を見上げて、「星や星座の名前が言えたら…」「星座にまつわる物語や、星の生い立ちについて語れたら…」「望遠鏡が使えたら…」と思ったことはありませんか?家族や友人のために、学校でのボランティア活動のために、地域で星を観る会を開くために。「星空案内のための天文講座」は、宇宙について学ぶだけではなく、学んだ知識を他の人に語れるようになるための連続講座です。
 「星空案内人(星のソムリエ®)」は、「NPO法人小さな天文学者の会」でスタートした取り組みです。主催者の柴田晋平さん(山形大学理学部元教授)は「星空案内はハッピー2乗の法則」と解説しています。自分が星空について学んで豊かな気持ちになることが第一の幸せ。その知識を他の人に語り喜んでもらえることが第二の幸せ。だからハッピー2乗です!
本講座では、出席やペーパーテスト合格などで所定の要件を満たすと「星空準案内人」の資格が認定されます。また、「星空準案内人」を取得した方には、後日「星空案内人(星のソムリエ®)」を目指す講座も開催します。星空案内ボランティアを目指したいけれど、どのようにスタートしてよいかわからないという方。まずはこの講座を受講して、星空案内の世界を体験してみてください。
 
※「星のソムリエ®」は、「星空案内人資格認定制度運営機構」の登録商標です。

【お申込みの流れ】
▼お申込み

 10月31日(金)午後9時までに、三鷹ネットワーク大学(HP、FAX、郵送、窓口)でお申し込みください。
▼抽選結果
 11月1日(水)〜5日(日)までに郵送で抽選結果をお知らせします。当落に拘らず、全員に郵送で通知いたします。
▼お支払い
 講座当日に窓口にてお支払いください。

講座概要

講座日程 2023年12月16日 (土)
 〜2024年 1月27日 (土)
時間 下記をご確認ください。
定員 30 人 (定員を超えた場合は抽選)
回数 6回 (通し受講のみ)
受講料 一     般 8,000 円
市     民 6,400 円
市民在勤・在学 6,400 円
市 民 学 生 4,800 円
会     員 4,000 円
教 材 テキスト、レジュメ資料ほか。別途、テキスト『星空案内人になろう!』(技術評論社、税別1,560円)を各自でご用意ください。
難易度 ★★☆
会 場 下記をご確認ください。
受付期間 10月3日(火)午前9時30分から10月31日(火)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
12月16日
13時30分〜17時00分 三鷹ネットワーク大学 (1)縣 秀彦 さん
(2)山岡 均 さん
(1)さあ、はじめよう
星空観察に関する基礎知識
(2)星空の文化に親しむ
星空や宇宙に関係する文化やその背景に関する基礎知識
第2回
12月24日
13時30分〜17時00分 三鷹ネットワーク大学 (1)梅本 智文 さん
(2)島田 敏弘 さん
(1)宇宙はどんな世界
天文学、宇宙物理学に関する基礎知識
(2)望遠鏡のしくみ
天体望遠鏡の原理および構造、操作に必要な予備知識
第3回
1月 7日
13時30分〜15時10分 国立天文台4D2Uシアター(三鷹市大沢2-21-1) (1)石川 直美 さん
(2)内藤 誠一郎 さん
星座をみつけよう
主に肉眼による観察に関する基礎知識と技能
第4回
1月13日
13時30分〜17時00分 三鷹ネットワーク大学 (1)内藤 誠一郎 さん
(2)星のソムリエみたかの皆さん
望遠鏡を使ってみよう
望遠鏡の操作および観察に関する基礎知識と技能
第5回
1月20日
13時30分〜15時10分 三鷹ネットワーク大学 小野 智子さん 星空案内の実際
星空・宇宙をテーマにした教育・普及活動の実践的技能、本制度の趣旨の理解
第6回
1月27日
13時30分〜15時10分 三鷹ネットワーク大学 (1)認定書授与式
(出席できない方には郵送にて授与します)
(2)「みたか星空案内サポーター」制度の説明と活動報告
(希望者のみ)

講師

縣 秀彦(あがた ひでひこ) 国立天文台天文情報センター・准教授
 1961年、長野県生まれ。教育学博士(東京学芸大学)。専門分野は天文教育。科学教育・科学コミュニケーションに関する研究などを手がける。
山岡 均(やまおか ひとし) 国立天文台天文情報センター長・准教授
 1965年、愛媛県生まれ。博士(理学)。専門は超新星をはじめとする突発天体現象と恒星の進化の理論的観測的研究。天文学の普及と広報に努めており、日本天文学会天文教育委員長、国際天文学連合天文アウトリーチ日本窓口などを歴任。
小野 智子(おの ともこ) 国立天文台天文情報センター専門研究職員(広報専門員)
 1968年、青森県生まれ。修士(教育学)。1994年より兵庫県立西はりま天文台公園・研究員、1998年より国立天文台に勤務。研究成果の広報とアウトリーチの仕事に従事。
島田 敏弘(しまだ としひろ) 株式会社ビクセン企画部宙EX課係長
 1993年株式会社ビクセンに入社。カルチャースクール講師経験を活かし、現在は同社イベントスタッフとして日本各地で星のイベント企画や運営などを担当。
石川 直美(いしかわ なおみ) 国立天文台天文情報センター特任専門員
 倉敷科学センターにて7年間、天文技師としてプラネタリウム解説などを勤めた後、2000年より現職。
梅本 智文(うめもと ともふみ) 国立天文台天文情報センター普及室長・助教
 1961年、福岡県生まれ。東北大学大学院博士課程修了。理学博士。専門は電波天文学、星形成。 NHK教育テレビ高校講座・地学講師(2009〜12)。
内藤 誠一郎(ないとう せいいちろう) 国立天文台天文情報センター広報普及員
 大学院にて電波天文学を学び星形成過程の研究を行う。修士(理学)。天文学と社会とのコミュニケーション促進に取り組み、2012年から現職。
『みたか星空案内サポーター』の皆さん 星のソムリエみたか(正案内人)や準案内人

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