講座詳細
続・数学はこんなに面白い! 12月
第8回 ルベーグ積分と確率論
※用紙で受講者登録または講座申し込みをされる場合は上記からダウンロードしてください。
講座趣旨
東京女子大学企画講座
続・数学はこんなに面白い!
古典と呼べるような数学の議論のうちには、ごく日常的な平易な言葉で述べられるけれど、その議論の巧妙さが数学の面白さと美しさを深く感じさせてくれるものがあります。この講座では、そのような数学の議論のいくつかを丁寧に説明します。予備知識は高校初年級くらいまでの知識しか必要ありませんが、論理をたどる議論にじっくり付き合うことが必要です。
講座概要
| 講座日程 | 2025年12月 4日 (木) |
|---|---|
| 時間 | 10:00〜11:30 |
| 定員 | 30 人 (先着制) |
| 回数 | 1回 |
| 受講料 | 500 円 |
| 難易度 | ★☆☆ |
| 会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
| 受付期間 | 11月4日(火)午前9時30分〜12月3日(水)午後9時 |
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| 日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 12月 4日 |
10時00分〜11時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 宮地 晶彦 | ルベーグ積分は、連続な関数より格段に広い範囲の関数に対して適用でき、関数の極限を考えるとき様々の有用な性質を持つ積分です。ルベーグ積分の基本事項を紹介し、それが無限個の確率変数の列を扱う確率論の基礎となっていることを説明します。高校数学の微分・積分の技法に関する知識は必要ありません。 |
講師
| 宮地 晶彦(みやち あきひこ) | 東京女子大学名誉教授
1951年生まれ。東京大学大学院理学研究科卒。東京大学理学部助手、一橋大学社会学部講師、同助教授を経て、1995年から東京女子大学文理学部数理学科教授。2009年改組により同現代教養学部教授、2020年退職。 専門は調和解析学。実変数関数の理論と方法を用いた古典的な調和解析の研究をしている。2018年、日本数学会解析学賞。著書に、『ユークリッド空間上のフーリエ解析、I, II』(朝倉数学大系13, 14、朝倉書店、2021年)。 |