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講座詳細

大人のための音読講座 三鷹ゆかりの作家・作品たち(151)12月
林芙美子「谷間からの手紙」(その1)

講座趣旨

大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか? ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。

【これまでに参加された受講生の声】
・先生がひとりひとりとても丁寧に講評してくださったのがありがたかったです。(40代)
・自分の音で読む楽しさや、人の読むのを聞く楽しみもわかりました。(60代)
・気持ちが徐々に解放されて、素直に声が出るようになり、自分でもびっくりです。(60代)
・声を出して読むのは楽しい。思いを込めて読むとストレス解消になります。(60代)
・音読の楽しさに感激しました。(70代)

 次回の「大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち」は、2026年1月28日(水)を予定しています。


 

講座概要

講座日程 2025年12月24日 (水)
時間 10:30〜12:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 11月18日(火)午前9時30分〜12月23日(火)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
12月24日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ 林芙美子「谷間からの手紙」(その1)
 太宰治と交流のあった林芙美子。「ヴィヨンの妻」の装丁と挿絵を手がけ、また太宰の訃報に接しては三鷹の太宰の自宅に駆けつけるなど、太宰の親しい友人でした。その林芙美子の書簡形式の作品「谷間からの手紙」を、今月から3回にわけて取り上げます。
 手紙の送り主は17歳の踊り子かづ子です。彼女は肺を患っており田舎で療養することになりました。友人の百合江へ向けての最初の手紙は、田舎へ向かう汽車の中の様子から始まります。車内で出会った兵隊さんとのやり取り、降車駅での学生さんとのエピソードから、大人になりかけた17歳のかづ子が見え隠れします。
 彼女の心情を読み取りながら音声化していきましょう。

講師

原 きよ(はら きよ) 朗読家
 元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、太宰治の故郷 青森県五所川原市にある「太宰治疎開の家」や太宰が荻窪時代に暮らした下宿「碧雲荘」(現在は湯布院に移築)での朗読会など、ゆかりの場所でも朗読を続けている。 また人形劇団「かわせみ座」一員として文化庁派遣事業の学校巡回公演も行っている。

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