省エネルギー講座
江戸時代に学ぶ、家庭のエコな生活術

講座趣旨

　この講座は、江戸時代の人々の生活がどのようなものであったかを知り、そこから現代の生活に活かすことができる省エネに関する知恵や工夫を学ぶことで、地球温暖化対策の推進に向けた取り組みを支援することを目的としています。
　三鷹市では平成24年3月に「三鷹市地球温暖化対策実行計画(第３期計画)」を策定しました。この計画では、三鷹市全体の温室効果ガスの抑制策を定めています。目標値は、平成24年度から平成30年度までに三鷹市全体で平成20年度比7パーセント（各年1パーセント）の温室効果ガス削減となります。この達成には市民の皆さまのご協力が不可欠になります。
　
　最初に、日本人が江戸時代前期（元禄時代）の高度成長時代に直面した様々な環境問題を克服して、後期（文化・文政時代）の低成長時代に持続可能な社会を作り上げた歴史を学びます。
　次に、国連が1972年「人間環境会議」から2012年「リオ＋20」サミットまでの展開で、地球環境問題解決のためには持続可能な開発を進めなければならいという認識に至った歴史を学びます。
　最後に、江戸以来の日本の文明開化による近代化の取り組み、現在の日本の持続可能な資源循環型社会推進の取り組み、家庭での幾つかの具体的省エネ事例、再生可能エネルギーの可能性、さらにライフサイクルアセスメント（LCA）の視点からも省エネ問題を考えます。

※お申し込みは三鷹ネットワーク大学まで。
FAX 0422-40-0314、TEL 0422-40-0313
申込専用MAIL　kankyou2015@mitaka-univ.jp
※メールでお申し込みの場合は、講座名、お名前（ふりがな）、住所、電話番号をご記入の上、送信してください。