講座詳細

アストロノミー・パブ2015年2月 
国立天文台の文化財について ―東京天文台の歴史を語る―

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講座趣旨

 アストロノミー・パブとは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。ホストとゲストによる「トークタイム」が1時間、その後は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

 三鷹市大沢にある国立天文台三鷹キャンパスには、国の重要文化財に指定されたレプソルド子午儀や、登録有形文化財である太陽塔望遠鏡、ゴーチェ子午環など数多くの文化財がありますが、これは国立天文台の前身である東京大学東京天文台の活躍の結果にほかなりません。国立天文台の文化財を語る上で忘れてはならない東京天文台の歴史について、国立天文台天文情報センター特別客員研究員の中桐正夫さんにお話を伺います。

講座概要

講座日程 2015年 2月21日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
申し込み Web、FAX、窓口、郵送
受付期間

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
2月21日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 ゲスト 中桐 正夫
ホスト 渡邉 百合子

講師

中桐 正夫(ナカギリ マサオ) 国立天文台天文情報センター特別客員研究員
1942年、岡山県船穂町(現倉敷市)生まれ。東京理科大学理学部卒。61年東京大学東京天文台岡山天体物理観測所に入り、66年東京大学東京天文台三鷹に異動。81年ロケット搭載観測装置開発グループに移り、ロケット、大気球搭載観測機器開発等を担当。1985年頃より大型光学赤外線望遠鏡「すばる」の建設に携わり、建設期間の94年〜2002年ハワイに滞在し、標高4200mのマウナケアに通った。02年に帰国し、宇宙開発グループに戻り、太陽観測衛星「ひので」の開発途上で定年を迎えたが、06年打上げ成功まで在籍し、現在は定年後の職でアーカイブ事業に専心。
渡邉 百合子(ワタナベ ユリコ) 1982年生まれ。早稲田大学卒業後、都内の博物館、文化財団にて文化・芸術事業、まちづくり事業に携わる。現在は、国立科学博物館、国立天文台で教育普及に励む毎日を送っている。国立天文台では、ミュージアム検討室にてガイドボランティア事業を担当。休日には山に出かけ、仲間と山小屋での時間を過ごすのが楽しみ。山好きの思いが伝わってか、近頃は、科博の植物研究者と山行する機会も増え、その道中で得た植物知識を山仲間に披露し始めるなど、新しい普及の形を探っている?!

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