講座詳細

アストロノミー・パブ2016年3月 
天文観測とコンピュータ、 そして折り紙の科学

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講座趣旨

 アストロノミー・パブとは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。ホストとゲストによる「トークタイム」が1時間、その後は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

 国立天文台野辺山宇宙電波観測所でコンピュータがどのように使われているかについてお話しします。あわせて、ゲストのもうひとつの専門である折り紙に関して、主に数学的な内容をお話しします。両者は、関係してないようでいて関係したところもあるので、バラエティーに富んだ話になるでしょう。実際に紙を折って、そこにあらわれる数理を体験していただくことも考えています。

講座概要

講座日程 2016年 3月19日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
申し込み Web、FAX、窓口、郵送
受付期間

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日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
3月19日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 ゲスト:前川 淳  国立天文台野辺山宇宙電波観測所専門研究職員
ホスト:梅本 智文 国立天文台野辺山宇宙電波観測所助教

講師

梅本 智文(ウメモト トモフミ) 国立天文台 野辺山宇宙電波観測所 助教
 1961年、福岡県生まれ。東北大学大学院博士課程修了。博士(理学)。専門は電波天文学、星形成。星がどのように生まれ、その質量がどうして決まるかを明らかにするため、野辺山45m電波望遠鏡を用いて、私たちの天の川銀河の分子雲をくまなく観測するレガシープロジェクト「銀河面サーベイ」に携わっている。 2009〜12年にNHK教育テレビ高校講座・地学の講師も務めた。好きな飲み物は地ビール。海外出張時には地元のビールを好んで飲む。
前川 淳(マエカワ ジュン) 国立天文台野辺山宇宙電波観測所専門研究職員
 1958年、東京生まれ。野辺山宇宙電波観測所、専門研究職員。ソフトウェア開発会社の社員、経営者を経て、現職。野辺山観測所の草創期から、観測制御、データ解析のソフトウェアを担当してきた。もうひとつの「わらじ」は、折り紙の創作家・研究者。折る前に折り目の構造を設計する折り紙や、折り紙の数学、歴史等の研究をおこなっている。
 著作に『本格折り紙』(日貿出版社/2007)、『本格折り紙√2』(日貿出版社/2009)などがある。

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