講座詳細

大人のための音読講座(ワークショップ付朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち(52)
小山清の「お伽草紙の頃」より その2

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講座趣旨

◆みなさんで声に出して作品を味わいます…。
 
 これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか?ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にすることです。
 台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、 感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
 講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付の講座です。
 
 2月に続いて、太宰治の「お伽草紙」の最初の読者、小山清の「お伽草紙の頃」をとりあげます。太宰一家が甲府に疎開していた間に、三鷹の留守宅を守っていた小山清ですが、たびたび甲府も訪れていました。当時、井伏鱒二も山梨に疎開していて、3人で飲むこともありました。
 2回目の今回は、戦争中とは思えないほど長閑(のどか)な甲府でのエピソード、太宰が井伏を慕う様子を小山清の文章を通して、楽しみながら朗読しましょう。

講座概要

講座日程 2017年 3月15日 (水)
時間 10:30〜12:30
定員 10 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 2,000 円
市     民 1,600 円
市民在勤・在学 1,600 円
市 民 学 生 1,200 円
会     員 1,000 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 2月7日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
3月15日
10時30分〜12時30分 三鷹ネットワーク大学 原 きよ フリーアナウンサー・朗読家

講師

原 きよ(はら きよ) フリーアナウンサー・朗読家
元OBS大分放送アナウンサー、語りを「朗読日和」(2007年、彩流社)著者の長谷由子に師事。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、映画「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」では、メイキングドキュメンタリーで原作朗読を務めた。生誕100年からは、毎年、生誕祭の6月19日に、太宰の生地、青森県五所川原市金木「太宰治疎開の家 津島家新座敷」での朗読会に出演。演奏家との共演や図書館での朗読会、ワークショップ活動も積極的に行なっている。

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