講座詳細

サイエンスカフェみたか3月 青い花の発色のしくみ
〜キクが青くなった理由は?〜

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講座趣旨

 「サイエンスカフェみたか」とは、NPO法人くらしとバイオプラザ21が企画するサイエンスカフェです。講義スタイルではなく、飲み物を手にしながらのカフェスタイルで、サイエンス=科学についての知識を深めてみませんか。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、ゲストや参加者同士で楽しく語り合いましょう。

 花は様々な色で私たちを楽しませてくれます。花の発色のしくみを知ることで、花を見る目が変わるかもしれません。花の色の中でも青い色の発色機構は複雑で、植物によって様々であることが解ってきています。また、青い花をつけることができない植物も多く存在しています。花の産業で重要なキク、バラ、カーネーション、ユリやガーベラといった植物がその例です。これらの植物では、交配や突然変異といった昔ながらの品種改良では青い花色の品種を作り出すことができません。そこで私たちは、キクで青い花を咲かせるための研究開発を行ってきました。
 本講座では、青い花の発色のしくみと青いキクの作出に至るまでの研究について紹介します。

 

講座概要

講座日程 2018年 3月 8日 (木)
時間 19:00〜20:30
定員 20 人 (先着制)
回数 1回
受講料 800 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 2月6日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
3月 8日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 野田 尚信 農研機構 野菜花き研究部門 上級研究員

講師

野田 尚信(のだ なおのぶ) 農研機構 野菜花き研究部門 上級研究員
 1995年に東京農業大学農学部農学科を卒業。2000年に鹿児島大学大学院連合農学研究科博士課程を修了。
 2000年から青森県で任期付き研究員として「青いバラ」を創るための研究開発に従事。07年から農研機構で「青いキク」を創るための研究開発に従事。現在、農研機構野菜花き研究部門企画連携室の交流チーム長兼花き遺伝育種研究領域の上級研究員として、主に産学官連携業務に従事。17年に「青いキク」の誕生につながった研究の成果を発表した。

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