講座詳細

アストロノミー・パブ2018年3月 
アルマ望遠鏡で見えてきた!惑星・衛星の環境に迫る

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※用紙で受講者登録または講座申し込みをされる場合は上記からダウンロードしてください。

講座趣旨

  アストロノミー・パブとは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。ホストとゲストによる「トークタイム」、その後は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

 太陽系には大気を持つ惑星や衛星が多数あり、それぞれに地球とは全く異なる環境を持っています。
 チリの高地に建設されたアルマ望遠鏡は、気温や成分、そしてその時間変化といった、他の天体の環境を詳しく調べる能力を持っています。地球に似た(?)大気を持つ土星衛星タイタンでは、地球のオゾンホールを逆にしたような「有機分子スポット」が見つかり、さらに季節変化している様子がとらえられ始めました。海王星や木星では、大規模な彗星衝突による大気成分の変化が見つかっています。
 目に見えない電波を観測できるアルマ望遠鏡が明らかにしつつある最新の太陽系の姿を、一緒に探検してみましょう!

講座概要

講座日程 2018年 3月17日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 2月20日(火)午前9時30分〜3月4日(日)午後5時まで

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師
第1回
3月17日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 ゲスト:飯野 孝浩 東京農工大学 科学博物館 特任助教
ホスト:羽村 太雅 国立天文台 天文情報センター普及室 広報普及員

講師

飯野 孝浩(いいの たかひろ) 東京農工大学 科学博物館 特任助教
 1980年、宮城県生まれ。名古屋大学理学研究科博士後期課程満期退学。博士(理学)。専門は電波天文学・惑星科学。太陽系内の惑星や衛星の多様な環境とその起源の解明を目指し、国内外の電波望遠鏡を用いた観測とシミュレーションを行っている。
 エールビールとウイスキーが大好き。体脂肪率の増加に伴い、7年ぶりにフェンシングを再開した。
羽村 太雅(はむら たいが) 国立天文台 天文情報センター普及室 広報普及員
 1986年寅年生まれにちなみ「タイガ」と命名。2009年に慶應義塾大学理工学部卒業後、東京大学大学院へ進学。在学中の10年に、地域に密着して活動する科学コミュニケーション団体、柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)を立ち上げた。大学院生を中心に、高校生、大学生、近隣住民など多様なメンバーをまとめながら現在まで活動を行なっている。
 14年度東京大学大学院新領域創成科学研究科長賞を受賞。専門は惑星科学。

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