講座詳細

太宰を読む百夜百冊 第106夜
「太宰治と今官一、その友情の軌跡」

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講座趣旨

“太宰を読む百夜百冊” 
 昭和14(1939)年、三鷹に転居してきた太宰治。以後約9年の間に、「走れメロス」や「ヴィヨンの妻」「人間失格」など数多くの作品をこの地で執筆しました。
 三鷹ネットワーク大学では、三鷹ゆかりの作家・太宰治の没後60年・生誕100年を記念して、「太宰を読む百夜百冊」(平成19〜25年、全100回)を開催しました。引きつづき太宰の魅力を発掘・発信していくために、続編を開催していきます。
 各回の講師が自身の思いを重ねて太宰治の作品を語ります。

講座概要

講座日程 2019年 3月16日 (土)
時間 14:00〜15:30
定員 40 人 (先着制)
回数 1回
受講料 一     般 1,000 円
市     民 800 円
市民在勤・在学 800 円
市 民 学 生 600 円
会     員 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 2月19日(火)午前9時30分より

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
3月16日
14時00分〜15時30分 三鷹ネットワーク大学 伊藤 文一 太宰治と今官一、その友情の軌跡
 「桜桃忌」の命名者である、太宰治と同郷の作家・今官一は、昭和8年、古谷綱武らとともに同人誌「海豹」を創刊する際、反対する同人たちを説得し、無名だった太宰を参加させたという。こうして、太宰初期の名作「魚服記」「思ひ出」が世に出ることとなる。11年、パビナール中毒の悪化により、身も心もぼろぼろになって強制入院させられることになった太宰が送った官一への手紙(昭和11年10月4日付)には、「君を信じ、敬ふ」と記されていた。大戦末期、太宰は、応召する官一から重さ2貫(7.5)にもなる未発表原稿を預かると、三鷹から甲府、さらには青森まで持ち運び、戦火から守り抜いた。
 生涯にわたり畏友として認め合った津軽人・太宰治と今官一の友情の軌跡をたどる。

講師

伊藤 文一(いとう よしかず ) 青森県近代文学館 室長
 1968年、青森市生まれ。青森県内の公立高校勤務を経て2012年から青森県近代文学館勤務。
 「加藤謙一と佐藤紅緑」(12年)、「北畠八穂生誕110年展」(13年)、「特別展 三浦哲郎」(14年)、「児童文学者・鈴木喜代春」(15年)、「特別展 青函を旅した文人たち」(16年)、「エクステンド常設展示 太宰治と今官一」(17年)、「没後80年・菊谷栄展」(17年)、「特別展 平成の青森文学」(18年)等の展示を担当。

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