講座詳細

サイエンスカフェみたか1月【オンライン講座】
「光で記憶を操作する」

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講座趣旨

くらしとバイオプラザ21企画サロン サイエンスカフェみたか 
1月 第70回


 「サイエンスカフェみたか」とは、NPO法人くらしとバイオプラザ21が企画するサイエンスカフェです。
 講義スタイルではなく、飲み物を手にしながらのカフェスタイルで、サイエンス=科学についての知識を深めてみませんか。
 普段から疑問に思っている事や自分のアイデアをゲストや参加者同士で楽しく語り合いましょう。
 
※オンライン会議アプリのZoomを使用した講座です。ご自宅などからご参加ください。


【お申込みリンク】
https://scmitaka20210123.peatix.com

講座概要

講座日程 2021年 1月23日 (土)
時間 18:30〜20:00
定員 20 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
難易度 ★☆☆
会 場 オンライン
申し込み Peatixでの申し込み・支払いです。左のリンクからお申し込みください。
受付期間 12月22日(火)午前9時30分〜1月22日(金)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
1月23日
18時30分〜20時00分 オンライン 竹内 倫徳 光で記憶を操作する
 「晩ごはんにどこで何を食べたか」などの、ささいな日常の記憶は「海馬」と呼ばれる脳の領域に形成され、その多くは1日のあいだに忘れられることが知られています。一方で、「晩ごはんに行く途中、学生時代に好きだった人に偶然出会った」など新奇で思いがけない出来事を直前あるいは直後にともなう場合、ささいな日常の記憶が長期にわたり保持される現象が知られています。今回の講義では、光を使って特定の神経細胞だけを活性化させる実験技術「光遺伝学」を用いて明らかになった、新奇な体験により通常忘れ去られる日常の記憶を長期的に続く記憶へと変換させる脳の働きについてお話ししたいと思います。

講師

竹内 倫徳(たけうち とものり) オーフス大学(デンマーク)生命医学部独立准教授
 ネズミの記憶力を測定する行動実験と、様々な最先端な実験手法を組み合わせて、長期的な記憶が脳内に保存されるメカニズムを探求しています。このような研究を通じて、自分にしか出来ない発見をし、またその成果が、ささいな日常の記憶の保存を強化する、あるいは健忘症などに苦しむ人々を救う薬の開発につながることを夢みて、日々研究を行っています。

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