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講座詳細

【中止】アニメーション文化講座「アニメーター大塚康生の仕事」

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講座趣旨

三鷹の森ジブリ美術館 協力 
第9回アニメーション文化講座
アニメーター大塚康生の仕事
 日本の商業アニメーションの創世記から、時流に呑まれることなく、躍動するアニメーションを追求し続けた大塚康生(おおつか やすお、1931年7月11日〜)氏。
 代表作である東映動画作品や、「ルパン三世」「未来少年コナン」を中心に取り上げ、今日の日本のアニメーションに見る影響を読み解きます。
 また多くのアニメーターを輩出した教育者としての側面に着目し、過去のインタビューや関係者の話を紹介します。

講座概要

講座日程 2021年 2月 5日 (金),2021年 2月12日 (金)
時間 下記をご確認ください。
定員 35 人 (先着制)
回数 2回 通し受講のみ
受講料 一     般 1,500 円
市     民 1,200 円
市民在勤・在学 1,200 円
市 民 学 生 900 円
会     員 750 円
難易度 ★★☆
会 場 下記をご確認ください。
受付期間 1月5日(火)午前9時30分〜2月4日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
2月 5日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 叶 精二 アニメーター大塚康生
 東映動画時代の長編作品やAプロダクション、東京ムービー、日本アニメーション、テレコム・アニメーションフィルムなどのテレビアニメーションに見る大塚氏の代表的な担当カットを紹介しながら、同氏の作画の特徴と人物像を解説します。
第2回
2月12日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 富沢 信雄
友永 和秀
作画監督、教育者としての大塚康生
 テレコム・アニメーションフィルム時代の大塚氏から指導を受けた富沢信雄氏と友永和秀氏が、アニメーターとして、あるいは教育者としての同氏の功績を語ります。

講師

叶 精二(かのう せいじ) 映像研究家
 亜細亜大学・女子美術大学・大正大学・東京工学院講師。高畑勲・宮崎駿作品研究所代表。『高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの』企画アドバイザー・図録執筆担当。著書に『宮崎駿全書』(フィルムアート社2006年)、『「アナと雪の女王」の光と影』(七つ森書館2014年)、『日本のアニメーションを築いた人々 新版』(復刊ドットコム、2019年)、共著に『王と鳥 スタジオジブリの原点』(大月書店、2006年)、『マンガで探検! アニメーションのひみつ』全3巻(大月書店、2017年)など。
富沢 信雄(とみざわ のぶお) アニメーション監督
 1974年、「アルプスの少女ハイジ」(ズイヨー)でアニメーションの作画に初参加。日本アニメーションに入社し「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」や「未来少年コナン」「赤毛のアン」などに携わる。79年、テレコム・アニメーションフィルムへ。「ルパン三世 カリオストロの城」「じゃりン子チエ」「名探偵ホームズ」「平成狸合戦ぽんぽこ」の原画を担当。現在に至るまで、様々なアニメーションの作品の絵コンテ、演出などを手がけている。
友永 和秀(ともなが かずひで) アニメーション監督
 1972年にタイガープロのテレビシリーズ「デビルマン」の作画に初参加。その後OH!プロダクションを経てテレコム・アニメーションフィルムに入社する。「マジンガーZ」「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」「ルパン三世 カリオストロの城」「じゃりン子チエ」「名探偵ホームズ」「天空の城ラピュタ」など数々の作品で原画を担当。2015年には30年ぶりとなる「ルパン三世」TVシリーズの総監督を務めた。2016年、第25回日本映画批評家大賞・アニメ部門功労賞を受賞。現在も原画を中心にアニメーターとして活躍中。

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