講座詳細

認知症:ならないためにできること【オンライン講座】
東京都公立大学法人 東京都立産業技術大学院大学 寄付講座

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講座趣旨

 東京都立産業技術大学院大学は、高度な教育による次世代を担う人材の育成や、知の探求と蓄積を担う最先端の研究だけでなく、3つ目の役割として公立大学として地域に根ざしながら、地域社会と産業界の発展のための拠点として貢献していくという役割を担っています。
 この産業振興にかかわるシンクタンク機能としての実践的な活動を遂行するため、本学ではオープンインスティテュート(OPI:Open Institute)と呼ぶ組織を設置し活動を行っています。
 OPIでは、企業の経営層や技術者の方々はもちろん、多様な職業に従事する方々や幅広い年代の方々を対象として、実践的な専門講座、セミナー、フォーラム、研究会を数多く開催しています。
 今回はそのようなOPI事業の一環として、三鷹ネットワーク大学と協働し、オンライン講座を開催します。
 
◆本講座に関するお問い合わせ先
東京都立産業技術大学院大学OPI企画運営係
Tel:03-3472-7833 メール:opi@aiit.ac.jp

【お申込み】
Peatixからお申し込みください。
(ハイパーリンクになっておりません。お手数ですが、コピー&ペーストしてアクセスしてください。)
https://aiit20220129.peatix.com

 

講座概要

講座日程 2022年 1月29日 (土)
時間 15:00〜16:30
定員 150 人 ※東京都立産業技術大学院大学でも同人数を募集するので、最大300人の参加となります。
回数 1回 (先着制)
受講料 0 円
難易度 ★☆☆
会 場 オンライン
申し込み Peatixでのお申し込みです。左のリンクからお申し込みください。
受付期間 12月7日(火)午前9時30分〜2022年1月28日(金)閉館時間

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
1月29日
15時00分〜16時30分 オンライン 佐藤 正之 認知症:ならないためにできること
 現在わが国には約500万人の認知症患者がおり、2030年には1,000万人に上ると予想されています。少子高齢化が進み、新型コロナウイルス感染症の蔓延のために社会構造が変化し、厳しい経済状況が続く現状では、認知症の予防は喫緊の課題と言えます。認知症のほとんどの原因疾患は不治の病でした。ところが2020年6月、世界初のアルツハイマー病の根本治療薬が米国で承認されました。今後、わが国の認知症対策も、大きな変革を迎えると予想されます。
 本講義では、認知症の現状に始まり、アルツハイマー病の根本治療薬の抱える課題、さらにはそれを解決するための新たな認知機能検査について、最新の知見をお話しします。

講師

佐藤 正之(さとう まさゆき) 東京都立産業技術大学院大学 特任教授
 相愛大学音楽学部器楽科を卒業し、大阪の府立高校の音楽教諭を経て、三重大学医学部に入学。卒業と同時に同学の神経内科学講座に入局。三重大学医学部助手、東北大学大学院医学系研究科高齢者高次脳医学講座の准教授、三重大学大学院医学系研究科認知症医療学講座の准教授を経て、令和2年8月から現職。脳神経内科専門医、認知症専門医、内科認定医。医学博士。専門は、神経心理学、ニューロサイエンス、認知症医療学、音楽療法。『音楽療法はどれだけ有効か―医学的根拠を検証する』(化学同人、2017年)、『現役医師、この仕事で大事なこと:カルテと楽譜の間から』(22世紀アート、2021年)など、著書・共著多数。

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