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講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第17回)
科学と文学の間(あわい)に

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1冊の本をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ本をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の小説・コミック・科学エッセイなどを幅広く読んでいきます
 在宅勤務・リモートワークといった“おうち時間”が増えるなか、ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか? 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題図書はご自身で用意してください。

【今後の予定】
 第18回は2023年3月3日(金)です。第二期では、海外の作家によるSFの名作・定番短篇と、現代日本文学の、主に女性の作家による作品を交互に取り上げています。今後、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアなどを予定しています。

講座概要

講座日程 2023年 2月 3日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 トム・ゴドウィン「冷たい方程式」 【所収】トム・ゴドウィン他・伊藤典夫編訳 『冷たい方程式』〈ハヤカワ文庫SF〉
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 12月20日(火)午前9時30分〜 2023年2月2日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
2月 3日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。

【課題図書について】
 今回の課題作品はトム・ゴドウィン「冷たい方程式」です。《ただ一人の乗員を目的地に届ける片道分の燃料しか積んでいない緊急発進艇に密航者がいたら、パイロットのすべきことはただひとつ――船外遺棄だ! だがそれが美しい娘で、しかもたった一人の兄会いたさに密航したのだとしたら、あなたならどうする?》(版元の内容紹介より)。極限的状況下における選択を描いた、SFの古典的名作の一つです。

【選書ポイント】
 「冷たい方程式」は1954年に発表された作品ですが、発表から半世紀以上を経た今でも本作で描かれたテーマ・問題は古びておらず、今なおSFの古典・名作の一つとされる作品です。本作が後続の作品群に与えた影響は大きく、極限的状況下における選択をテーマとする作品群を指す「方程式もの」というジャンル名が通用しているほどです。「究極の選択」を強いられたとき、人はどうするのか。自分ならどうするのか。本作を読みながら一緒に考えてみませんか。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者、ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とツイッターで本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)、『本屋はおもしろい!!』『子どもと読みたい絵本200』『本屋へ行こう!!』(洋泉社)があります。

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