講座詳細
大人のための音読講座 三鷹ゆかりの作家・作品たち(152)1月
林芙美子「谷間からの手紙」(その2)
※用紙で受講者登録または講座申し込みをされる場合は上記からダウンロードしてください。
講座趣旨
大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)
これまでの読書は黙読が中心でした。声に出して読む、つまり音読すると、文章がより立体的になり、新たな世界を発見できます。読書の新しい方法として、声に出して味わう音読を体感してみませんか? ここではプロの朗読家のような正しいアクセント、明瞭な発声などは必要ありません。必要なのは、素直に物語を捉え、その気持ちをそのまま音にするということです。
台詞、ト書き、主人公が語り手となる独白体など、感じたままに自然に声を出す音読の楽しさをお伝えします。
講師による朗読と、参加者の皆さんで音読するワークショップ付きの講座です。
【これまでに参加された受講生の声】
・先生がひとりひとりとても丁寧に講評してくださったのがありがたかったです。(40代)
・自分の音で読む楽しさや、人の読むのを聞く楽しみもわかりました。(60代)
・気持ちが徐々に解放されて、素直に声が出るようになり、自分でもびっくりです。(60代)
・声を出して読むのは楽しい。思いを込めて読むとストレス解消になります。(60代)
・音読の楽しさに感激しました。(70代)
次回の「大人のための音読講座(ワークショップ付き朗読会)三鷹ゆかりの作家・作品たち」は、2026年2月28日(土)を予定しています。
講座概要
| 講座日程 | 2026年 1月28日 (水) |
|---|---|
| 時間 | 10:30〜12:30 |
| 定員 | 12 人 (先着制) |
| 回数 | 1回 |
| 受講料 | 一 般 2,000 円 市 民 1,600 円 市民在勤・在学 1,600 円 市 民 学 生 1,200 円 会 員 1,000 円 |
| 難易度 | ★☆☆ |
| 会 場 | 三鷹ネットワーク大学 |
| 受付期間 | 12月23日(火)午前9時30分〜1月27日(火)午後9時 |
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| 日程 | 開催時間 | 会場 | 担当講師 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 1月28日 |
10時30分〜12時30分 | 三鷹ネットワーク大学 | 原 きよ | 林芙美子「谷間からの手紙」(その2) 「ヴィヨンの妻」の装丁と挿絵を手がけ、また太宰の訃報に接しては三鷹の太宰の自宅に駆けつけるなど、林芙美子は太宰の親しい友人でした。その林芙美子の書簡形式で書かれた「谷間からの手紙」の2回目です。 手紙は17歳の踊り子 かづ子から友人の百合江へ送られたもの。かづ子は肺を患い田舎で療養中ですが、ゆったりとした日常の暮らしで体調も回復に向かっていきます。色とりどりの灯火の下の踊り子生活と比べればあまりにも平凡な生活ですが、その日々を心から楽しみに、村の人々との交流やエピソードを手紙に綴ります。 淡々とした特に盛り上がりもないストーリー展開が、かえって新鮮で心に響きます。かづ子の心情を捉えながら音声化していきましょう。 |
講師
| 原 きよ(はら きよ) | 朗読家
元OBS大分放送アナウンサー。三鷹ゆかりの作家、太宰治の作品朗読に力を入れ、太宰治の故郷 青森県五所川原市にある「太宰治疎開の家」や太宰が荻窪時代に暮らした下宿「碧雲荘」(現在は湯布院に移築)での朗読会など、ゆかりの場所でも朗読を続けている。12月3日(水)には、自主企画、戦争を語り伝える朗読会「3月の羊」を三鷹にて開催。 また人形劇団「かわせみ座」一員として文化庁派遣事業の学校巡回公演も行っている。 |