講座詳細

三鷹の夜☆月いち読書会 (第53回) 2月
〜科学と文学の間(あわい)に〜

※用紙で受講者登録または講座申し込みをされる場合は上記からダウンロードしてください。

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講座趣旨

三鷹の夜☆月いち読書会〜科学と文学の間(あわい)
 三鷹ネットワーク大学では、月1回夜の読書会を開催しています。本や読書に関心のある方を対象に、毎月1つの作品をめぐって楽しく語り合い、交流する場です。毎月のテーマ作品をあらかじめお知らせして、SFを中心に、国内外の短編・中編の文学作品を幅広く読んでいきます。ちょっと非日常の世界に遊んでみませんか?
 興味のある方、ぜひお気軽にお集まりください。

※ 課題作品はご自身で用意してください。

【今後の予定】
 第54回は、2026年3月13日金曜日です。

【三鷹ネットワーク大学より、読書会に関するお願い】 以下をご確認のうえ、お申し込みください。
前日までにお申し込みください。
前日までに課題作品をご自身で入手してください。また、読了後にご受講することを推奨します。
講座の冒頭に講座の進行に関する説明を行います。特に、初回参加の方につきましては、開始時刻までにお越しくださいますようお願いします。
キャンセルの場合、開始時刻前にご連絡ください。
複数回、事前連絡なしに欠席された場合、以降のお申し込みをお断りする場合があります。



 

講座概要

講座日程 2026年 2月 6日 (金)
時間 19:00〜20:30
定員 12 人 (先着制)
回数 1回
受講料 500 円
教 材 アドルフォ・ビオイ=カサーレス「水の底で」 (野谷文昭編訳『20世紀ラテンアメリカ短篇選』〈岩波文庫〉所収)
難易度 ★☆☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 12月23日(火)午前9時30分〜2月5日(木)午後9時

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
2月 6日
19時00分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 空犬 太郎  この読書会は、あくまで、本を楽しむ、読書を楽しむためのものです。作品を文学的に読み解くような、文学研究の会ではありません。読み方は自由。誤読を心配する必要も、感想をうまくことばにする必要もありません。そんな気軽な読書会を一緒に楽しみませんか。
【読書会の流れ】本読書会は3部構成です。
第1部 参加者のみなさんの感想・意見など(30分程度)
第2部 第1部で出た感想・意見をもとにしたディスカッション(30分程度)
第3部 講師による解説・まとめ(30分程度)
【課題作品について】
 今回の課題作品はアドルフォ・ビオイ=カサーレス「水の底で」。中南米文学のアンソロジー『20世紀ラテンアメリカ短篇選』(野谷文昭編訳/岩波文庫)に収録されています。静養のために湖のほとりにある別荘を訪れた男が、一人の娘と出会う。娘には恋人がいたが、男と娘は惹かれ合っていく。娘の父親は医者で、若返りの研究を行っており、娘は男に一緒に手術を受けようというが……。幻想的な作品を得意とするアルゼンチンの作家による、ちょっと不思議な印象を残す作品を一緒に読んでみましょう。
【選書ポイント】
 アドルフォ・ビオイ=カサーレスはアルゼンチンの作家。SF風の長編『モレルの発明』が代表作とされますが、短篇の名手としても知られています。ボルヘスと親交を結び、共作による作品を複数残しています。今回の作品は(マッドサイエンティストの気のある登場人物による)人体改造と変身を扱ったもので、変身・変身願望がテーマの1月の課題作品からの流れで読むのもおもしろいでしょう。

講師

空犬 太郎(そらいぬ たろう) 編集者・ライター
 1968年生まれの編集者・ライターです。ブログ「空犬通信」とX(旧ツイッター)で本・本屋関連情報を日々発信しています。読書以外の趣味は音楽で、ギターとアナログレコードを偏愛しています。編著書(いずれも共著)に、『ぼくのミステリ・クロニクル』(国書刊行会)、『定本 本屋図鑑』(夏葉社)があります。

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