講座詳細

アストロノミー・パブ1月 ロケットと気球で挑む最先端の太陽観測

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講座趣旨

 アストロノミー・パブは、市民と専門家との間の相互コミュニケーションを目的とした、サイエンス・カフェの天文版です。前半はホストとゲストによる「トークタイム」、後半は講師や参加者同士と自由に対話を楽しむ立食形式の「パブタイム」です。普段から疑問に思っている事や自分のアイデアを、講師や参加者同士で楽しく語り合いましょう。

講座概要

講座日程 2019年 1月19日 (土)
時間 18:30〜20:30
定員 25 人 (定員を超えた場合は抽選です)
回数 1回
受講料 3,000 円
難易度 ★★☆
会 場 三鷹ネットワーク大学
受付期間 12月4日(火)午前9時30分〜12月25日(火)午後5時まで

※スクロールしてご確認ください→

日程 開催時間 会場 担当講師 内容
第1回
1月19日
18時30分〜20時30分 三鷹ネットワーク大学 ゲスト:勝川 行雄
ホスト:殿岡 英顕
 地球から一番近くにある恒星である太陽は、生きている宇宙の姿を目の当たりにできる数少ない天体のひとつです。激しく活動する現象がどのように引き起こされるのか、「ひので」衛星に代表される宇宙からの太陽観測が成果をあげてきました。しかし、近くにあると言っても手の届かない所にある天体が、どのような状態なのかを測定するのは簡単ではありません。そのため、自分たちで開発した観測装置をロケットや気球に搭載することで、地球大気の影響を受けない最先端の観測に挑戦しています。

講師

勝川 行雄(かつかわ ゆきお) 国立天文台 太陽観測科学プロジェクト 准教授
 1977年岐阜県恵那市生まれ。99年東京大学理学部天文学科卒業。2004年同大学大学院理学系研究科天文学専攻修了。博士 (理学)。05年より現職。09年宇宙科学奨励賞を、17年自然科学研究機構若手研究者賞を受賞。
 太陽観測衛星「ひので」など最新の太陽観測データを使って、太陽大気で磁場が生みだす様々な活動現象を研究するとともに、次世代の新しい観測装置の開発にも取り組んでいる。
殿岡 英顕(とのおか ひであき) JAXA/宇宙科学研究所 科学衛星運用・データ利用ユニット 主任研究開発員
 2014年3月まで国立天文台ひので科学プロジェクト(当時)で広報などを担当し、ひので広報・教育用DVDなどを作成する。その後、JAXA科学衛星運用・データ利用ユニットで宇宙科学データアーカイブDARTSを担当し、太陽をベースとして幅広く宇宙科学データを扱うようになり、最近は広報用にDARTSカレンダーを作る。
 趣味はものつくり。アストロノミー・パブは5年ぶり。

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