CCPでは、子どもたちの学びがどの程度進んだかについて、「外在化カード(ポストイット)」を活用した評価研究を行っています。
※「外在化カード」とは、考えや感じたことを外に出す、外在化する、ためのツールです。
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評価設計/NPO法人NPO学習環境デザイン工房
評価担当/NPO法人Educe Technologies |
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目的
- 子どもたちがアニメーション制作を通じて気がついたことや外部講師から学んだことを、その都度、“外在化カード(ポストイット)”を用いて手軽に表現をしてもらうことにより、より子どもたちの内発的な声と学びの状況を的確に把握していきます。
- “外在化カード”を時系列で分析することで、同事業を通じて掲げられた能力の育成及び
向上の軌跡をたどります。
手法
- 毎授業、感じたことや気がついたことを子どもたちは外在化カードに記入します。書きたいことがたくさんある人は何枚書いても構いません。このとき、日付と名前が分かるようにしておきます。
- 以下の評価機軸に沿って、観察者は子どもたちが毎回記述した外在化カードを全て分析し、意欲や言動の変容を時系列で追い評価を行います。
<5つの評価機軸>
- 自己肯定傾向の変化(参加への積極性:「やりたくなった」などの積極的な表現は、やろうとする自己に対する肯定傾向である。)
- 自己発見傾向の変化(参加への意味付け:「おもしろかった」などの感想的な表現は、自己発見の端緒傾向である。)
- 役割把握・認識の変化(自分の役割へのこだわり:「わたしにとって、この役割は」など役割についての意識を持つことが役割把握・認識の端緒傾向である。)
- 職業理解の変化(働くことへのイメージ:外部講師等との交流、実践の職場体験を通して「働くって」など職業についてのイメージが明らかになることは職業理解が進んだといえる。)
- コミュニケーションの変化(参加コミュニティへの帰属意識:「わたしのグループは」など帰属的な表現が出ることがコミュニティ意識の端緒傾向である。
平成17年度の三鷹市立中原小学校の分析結果総評
評価概要(pdf、約145KB)
最終評価報告書(pdf、約135KB)
平成18年度の三鷹市立中原小学校の分析結果総評
評価概要(pdf、約170KB)
最終評価報告書(pdf、約115KB)
平成18年度のにしみたか学園三鷹市立井口小学校の分析結果総評
評価概要(pdf、約110KB)
最終評価報告書(pdf、約140KB)
平成19年度の三鷹市立中原小学校の分析結果総評
評価概要(pdf、約170KB)
最終評価報告書(pdf、約150KB)
平成20年度の三鷹市立中原小学校の分析結果総評
最終評価報告書(pdf、約631KB)
NAKAHARAアニメーションを終えて(子ども達の感想)(pdf、約181KB)
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